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チャタテムシ

うちの庭にはネムノキが植えてある。こども2号の1歳の誕生日プレゼントとして、私の両親から贈られたものだ。誕生日の頃に花が咲くものがいいということでネムノキを選んだ。(1号の木はハナカイドウ。3号の木は・・・何にしようかと言っている間にタイミングを逃して植えていない。ごめんね、3号。)

そのネムノキをふと見たら、枝の一部が黒ずんでいた。病気にでもなったのだろうか、なんとなく毛羽立っているようにも見えるのでカビかもしれない、と思いながら近寄ってみると、なんと、小さな虫の群れだった。
3ミリくらいの大きさのなんだかよくわからない虫。普通の虫っぽい形はしているけれど、なんとなく幼虫なのかなという気はする。毛羽立って見えたのはやけに長い触角のせいで、近くで見たときには足が8本あるようにも見え、クモかと思ったくらいだ。
後で図鑑で調べたところ、チャタテムシの仲間の幼虫らしい。大きさからしてスジチャタテだろうか。地衣類などを食べ、幼虫のときには木の幹に集団でいて、成虫になると解散するそう。
虫がいっぱいいて気持ち悪いよと教えてあげたら、見に来た1号が面白がって砂をかけた。すると、いっせいに逃げ出した。それが面白いことに、あちこちに散らばるのではなく、みんなで同じ方向に列を組んで走っていくのだ。枝を伝わり、ザワザワーッと進んで行き、二股のところでは二つに分かれかけたけれど、一方が戻ってまた一つの列になり、今度は先頭集団が行き過ぎたと思ったのか引き返してきて、そこで意見がまとまったのか移動をやめて、また元のような楕円形の群れになって落ち着いた。
まるで一つの生き物みたいに見える動き。きっと、こうやって集団で行動することで敵から身を守っているのだろう。すごい仕組みだ。
・・・・・・と、感心したのもつかの間、1匹の黒いアリがやってきて、迷うことなくチャタテムシの集団の中に突っ込んで行き、難なく1匹捕まえて連れ去ってしまった。あっという間の出来事。集団でいることの効果って、ちゃんとあるのか?

そんな具合にじっくり観察していたら、ネムノキの花が咲き始めていることに気がついた。もう少しで2号の誕生日だね。
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by roki204 | 2010-06-23 20:33 | ひとりごと

変な虫

夕食を食べていたとき、どこからか虫が入ってきてこども1号のほうに飛んできた。

「キャーッ!!変な虫!!」

とすごい悲鳴。少し前まで虫なんて全然平気だったのに、このごろ“変な虫”は嫌いだそうで、キャーキャー言って嫌がることがある。あんまり嫌がっているので、まさかゴ・・・?と、私もびくびくしながら何かと聞いたら、

「クワガタみたいな虫」

夫が見てみたら、まさにクワガタ。クワガタなんて怖くないじゃん。というか、好きだっていう子も多いのに。現に、2号と3号は「クワガタ見せて!」って喜んでたし。
そんな1号も、私の大嫌いなガガンボは怖がらず、ちゃんと退治して片付けてくれる頼もしいところもあるんだけどね。
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by roki204 | 2010-06-17 23:58 | こども1号

ガンダムのカンジ

父親の影響でガンダム好きなこども3号が「ガンダム好き、悪い人でも好き」などと言っていたら、隣で聞いていた2号が言った。

「ガンダムのカンジって、偉いってことじゃないよね」

突然だったので、つい、うんと頷いてしまったら、2号はやっぱりねというような顔をしていたので聞きそびれてしまったのだけれど、「カンジ」とは「漢字」だったのだろうか、「感じ」だったのだろうか。まあ、それがわかったところで意味不明であることには変わりないのだが。
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by roki204 | 2010-06-15 02:15 | こども2号

ピーター・パン

お風呂に入ったとき、こども3号がぼやいていた。

「大人になりたくないなあ。自分で頭洗わなくちゃならないし…。体も洗わなくちゃならないし…。野菜も食べなくちゃならないし…」

1号は「ピーター・パンと同じ!」と喜んでいたけど、こどもだって野菜は食べなくちゃいけません。でも、ニンジンもキュウリも大好きでパクパク食べてるのに、何言ってるんだか。

今日は、私が仕事に行こうとしていたら、3号が「食べていいよ」とお菓子をカバンに入れてくれた。残念ながら食べられずに持って帰ってきてしまったので、時間がなくて食べられなかったよと3号に言うと、

「なんで? ずっと踊っていたかったから?」

……ママの仕事を何だと思っているんだろう?

3号、ずっと踊っていたりはできないし、自分で頭や体を洗わなくちゃならないけど、大人もそう捨てたもんではないよ。
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by roki204 | 2010-06-08 22:58 | こども3号

「グリーン・ゾーン」

※ ネタバレあります

久しぶりに映画を観に行った。大好きなティム・バートンの「アリス・イン・ワンダーランド」にしようかとだいぶ迷ったけれど、「グリーン・ゾーン」にした。
ボーン・シリーズのマット・デイモンとポール・グリーングラスがまたタッグを組んだアクション映画、「ボーン・アルティメイタム」を超える臨場感などと宣伝され、キャッチ・コピーは「114分間、あなたは最前線へ送り込まれる」。私が観ることにしたのは、そんな陳腐な宣伝に惹かれたわけではなく、イラクにあったとされていた大量破壊兵器の話だったからだ(マット・デイモンが好きだからというのも大きかったけれど)。
とは言っても、そんなに期待していたわけではなかったのだが、観てみたら期待以上のものだった。純粋に娯楽としてアクション映画を楽しみたい人にとっては、まあまあという程度かもしれないが、イラク戦争とはなんだったのかということに正面から向き合ってまじめに考えて取り組んだ映画という印象を持った。
映画の中では、大量破壊兵器はなかった、情報をでっちあげてアメリカの都合で戦争を始めてしまった、ということをはっきり言っている。そして、そのせいでイラクをめちゃくちゃにしてしまったのだということも。登場人物にイラク人通訳が出てくる。彼に「俺だって国のことを思ってる。あんたたちの思いより強い。俺の国だから」、「あんたたちにこの国のことは決めさせない」と言わせているのは、そのことに対する反省ではないだろうか(今でも被害が続いているイラクの人たちにはこんなものでは足りないだろうが)。しかも、このセリフを、上司に背き、危険を顧みず、正義のためにと必死になっていた主人公に向かって言っているのだ。
プログラムには、「イラク戦争とは?」なんてことも書いてあった。映画のプログラムだからしかたがないかもしれないが、アメリカの問題であって私たちとは何の関係もないかのような書きぶりには、強い違和感があるし、怖くもなってくる。日本もおおいに関係していたイラク戦争について、きちんと考え、何が起きていたのかを知らなくてはいけないと思う。普天間や在日米軍をどうしたらいいのか考えるためにも。
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by roki204 | 2010-06-07 00:26 | 本や映画

幕末の公家

今年に入ってからずっと見られないままに撮りためておいた大河ドラマを、最近になってまとめて見ている。やっと3月分までを見終わったところ。見ていて、ふと、数ヶ月前に夫が買ってきた雑誌のことを思い出した。
幕末&戦国の特集のその雑誌には「脳の使い方テスト」なるものがあり、質問に答えると、戦国武将・幕末志士の誰それタイプと判定される。やってみたら、私は「吉田松陰タイプ」だった。恥ずかしながら、私は吉田松陰のことはあまりよく知らなかったのだけれど、大河ドラマでは大好きな生瀬勝久が演じていたので、それだけでもなんだか嬉しい。
で、夫はというと、なんと「幕末の公家タイプ」! ほかは、吉田松陰をはじめ、織田信長、西郷隆盛、石田光成、豊臣秀吉などそうそうたる顔ぶれなのに、なぜか特定の人物ではない幕末の公家。「幕末の動乱の中で、使命感もなく、単に保身のために右往左往した」と解説されているくらいだからいいことが書いてあるわけもなく、「勉強ができ知識も豊富だが、その知識は机上の知識で終わりがち」だの、「周囲の動きに逆らわず、上から言われたことを確実に無難にこなして生き延びようとする」だの、「知識を生かす実行力に乏しく、大勢に流されがち」だの。しかも、困ったことに、これがけっこう当たってる(笑) でも、こんなヘンなことばっかり書いてあっても笑い飛ばせるのが夫のいいところ(のはず)。
大河ドラマでは、残念ながら生瀬勝久の吉田松陰はもう出てこないようなので、幕末の公家に注目しながら見ていくことにしよう。
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by roki204 | 2010-06-01 23:59 | 家族