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ちびまるこちゃん

こどもたちの保育園の友達は、実にいろいろなテレビを観ているので驚いてしまう。
1号となかよしのなっちゃんは学園もののドラマを観ていて、「イケメンがいっぱい♪」と喜んでいるそうだし、あいのりを観ているという子もいる。夜の12時近くまでやっていた「ハリー・ポッターと秘密の部屋」を最初から最後までずっと観ていたとか、レンタルしてきた映画「デスノート」を観たという話も聞いた。映画と言えば、映画館でも子ども向けのアニメだけでなく、「ゲド戦記」を観たという子もいて、「♪こ~ころを何にたとえよう~」と声を合わせて歌っていたことも。みんな、理解できているのだろうか、おもしろいのだろうか、怖くないのだろうか。

うちのこどもたちなんて、かなり怖がりなので、映画館になんて絶対に行けない。「ハリー・ポッター」もDVDのケースを見ただけで嫌がっている。教育テレビの番組でも、「からだであそぼ」や「ピタゴラスイッチ」なら安心だが、「ぜんまいざむらい」だと時々「怖いのが出てきた・・・」と半べそ。大好きな「プリキュア」も悪役が出てきたら怖がるだろうと思ってはじめは見せていなかった。そろそろ見せても怖がらないかなと思って、初めてプリキュアを録画したときは、事前に夫と私でチェック。学校にお化けが出るというような話だったので、その回は見せずに消去して次の回から見せた。

そういうわけなので、保育園で友達に「○○観てないの?」と聞かれても、うちでは観てないよと言ってかわしてきたのだが、最近になって、友達の影響でこどもたちも観たがるので観るようになったのが「ちびまるこちゃん」。
主人公が小学生なので、まだ早いんじゃないかと思っていたのだけれど、保育園ではみんなで「ちびまるこちゃんごっこ」をするほど人気があるらしい。ちなみに、1号の役はたまちゃん。いつも冷静につっこみをいれてる1号にはぴったりかも。2号はまるちゃんのお姉さんの赤ちゃん。お姉さんには子どもはいないんだけど・・・ま、いっか。
観た後にはばあばたちにどんな話だったか聞かせていたので、内容もちゃんとわかっているらしい。まあ、録画してあるのを5回も6回も観ているんだから当然か。まるちゃんがおじいちゃんと仲良しというのも、自分たちと同じなので共感できていいのかもしれない。

そして、中身だけでなく、こどもたちが大いに気に入ったのが、オープニングの歌「おどるポンポコリン」。早速覚えて、1号、2号が大きな声で歌っている。CDをかけてやったら、大喜びで歌いながら踊りだした。
そうなれば3号も黙ってはいない。2人のところへ駆け寄って行って一緒に踊りだした。踊ると言っても、3号は1号や2号のように足をあげたり、ぴょんと跳ねたり、やっているつもりでもできるわけもない。前かがみになり、少し上半身をひねって横を向いて、リズムに合わせて体を揺する微妙な動きは、なんだか「大地の精霊に捧げる踊り」とでもいった雰囲気。
もう寝る時間なんだからやめなさいと言っても、まるで聞いていない。止めようとしても、何度も何度も繰り返してCDをかけてしまい、3人で踊りまくる。
「パッパ パラパー!」とシャウトしながらいつまでも踊り続ける、パッパラパーなこどもたちであった。

今晩も 興奮しすぎで 眠れない

roki、心の俳句。
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by roki204 | 2007-11-26 22:35 | こどもたち

セイタカアワダチソウ

背の低いセイタカアワダチソウ、というのもなんだかおかしなものだけれど、近頃、小さいセイタカアワダチソウを見かけることが多くなった。

北アメリカ原産の帰化植物であるセイタカアワダチソウ。ブタクサという別名を持つことから、別の種である本物のブタクサと混同され、花粉アレルギーの元凶と勘違いされていたこともあり、いまだにあまり評判は良くないようだ。実際は虫媒花だから風で花粉が飛ぶことはほとんどなく、アレルギーとは関係がないとされているのだけれど。
私は小さい頃、本物のブタクサが原因のアレルギーで、よくじんましんが出てしまっていた。その頃、両親はセイタカアワダチソウも・・・という話もどこかで聞いたのだろう。「ブタクサだけじゃなく、セイタカアワダチソウにも触っちゃいけないよ」と言われていたのだが、そのとき教えられた植物は別のもの。記憶を頼りに調べてみると、ギシギシだったのじゃないかと思う。しばらくして間違いに気づいたけれど、両親の二重の間違いのせいで、私は本物のセイタカアワダチソウを意識して見たこともなく、アレルギーとを結び付けて考えたこともなかった。
それにも関わらず、私がセイタカアワダチソウにいいイメージを持っていなかったのは、子どもの頃に読んだ瀬尾七重の短編(たぶんタイトルは『かやおばさんの庭』)が原因だ。見知らぬ女の子が庭に入り込んでいて、だんだん人数が増えていき、いつの間にか庭いっぱいになってしまっている。その女の子というのが実はセイタカアワダチソウで、「出て行かないわ、出て行けないわ」と歌う。児童文学なのに、ハッピーエンドではないちょっと後味の悪いラストが強烈だった。そのことが、外来種であり、そこにもともとあった在来種がなくなってしまうほどどんどん広がってしまうという話と結びついて、悪者で駆除すべきもの、と思うようになっていた。
と言っても、ずっと私はどれがセイタカアワダチソウなのかということを知らずにいた。秋になって、一面に広がる黄色い花を見て、きれいだなあ、あれは何ていう花なんだろう、と思っていたものが、実はセイタカアワダチソウだったと気がついたのは、ずいぶん後になってからのこと。気がついたときには、これがあのやっかいものの・・・とは思ったものの、きれいでいいなあという思いが消えることはなかった。始めは観賞用に導入されたという説もあるらしいが、それもあながちでたらめでもないんじゃないだろうか。

同じ属のアキノキリンソウの別名アワダチソウに、背が高いからと「セイタカ」をつけて和名としたセイタカアワダチソウ。4m以上になることもあるそうで、その高さが余計に「やっかいものがはびこっている」感を強くしている、と思っていたので、せいぜい30~40センチくらいのミニサイズのものを初めて見たときにはちょっと驚いた。そこだけ土地条件が悪いのかなと思っていたけれど、どうやら小さいものがあるのはうちの周りだけではないらしい。
仕事の関係でセイタカアワダチソウのことを知りたくてネットで調べていたら、アレロパシーのことが書かれているものがたくさんあった。アレロパシーとは、ある植物が他の植物の生長を抑える物質を放出したり、あるいは動物や微生物を防いだり、引き寄せたりする効果の総称だそうで、セイタカアワダチソウは根からcis-DME(シス-デヒドロマトリカリエステル)という化学物質を出し、周囲の植物の生長を抑制するのだそうだ。
ところが、この物質は自身の生長も抑制してしまい、「自家中毒」を起こしてしまうことがあるというのだ。このアレロパシーを持つ植物はほかにもあり、そういえばニセアカシアも自家中毒を起こすことがあると聞いたことがある。このアレロパシーのせいでススキがなくなってセイタカアワダチソウだらけになってしまったところで、何年もたってからセイタカアワダチソウが消えてしまい、またススキが生えてきた、ということもあるようだ。
小さくなったこともアレロパシーで説明できるのかもしれないが、一つ、おもしろいことが書かれているページを見つけた。
それによると、セイタカアワダチソウは根を深く伸ばし、地下50センチくらいのところから栄養分を取るのだそうだ。在来種ではそこまで深いところから栄養分を取る競争相手がなく、またその深さというのはモグラやネズミが穴を掘って活動していたところで栄養が豊富にあったので、セイタカアワダチソウはどんどん大きくなり、数を増やしていった。ところが、セイタカアワダチソウはその深さの肥料を使い果たしてしまった。栄養分を供給するはずのモグラやネズミも減ったので、深さ50センチの土壌はやせてしまった。だからといって、もっと浅いところから栄養分を取るようにはできていないので、セイタカアワダチソウは深さ50センチの乏しくなった栄養分を使って生きていく。だから小さくなってしまった。日本に入ってきて数十年たって、セイタカアワダチソウは土地に合った身の丈で生活する術を獲得した。それが今の姿なのだ。そんなことが書かれていた。

ちゃんと科学的な根拠のある話なのかどうかまでは調べていないのだけれど、仲間を増やそうとして排他的にどんどん生育範囲を広げていったが結局は自家中毒で崩壊してしまうというのも、新しい土地でそこでの条件に合わせて少々姿を変えてでも生きていこうとするというのも、どちらも人間に置き換えてみると、いろいろ考えさせられておもしろい。
今年はもう黄色い花もだいぶ枯れて茶色くなってしまったものが多いが、小さいセイタカアワダチソウをちょっと応援したい気持ちになった。
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by roki204 | 2007-11-24 22:39 | ひとりごと

プリキュアに夢中

一つ前の記事で、書いた七五三のお祝いの食事会で、こども1号はピンキーキャッチュというおもちゃを買ってもらうかわりに着物を着るはずだった(「こども1号の七五三」参照)。けれども、かわいそうなことに、2日前から熱を出し、当日もまだ微熱があって、とてもじゃないけれど着物なんて着られる状態じゃなかった。食欲もあまりなかったのだけれど、出かけて行くだけの元気はあったので予定通り開催した。
で、ピンキーキャッチュはどうなったかというと、「着物を着るなら・・・」ということだったはずなのに、いつの間にか着物とは関係なく買ってもらえるつもりでいる。当然のことだが、2号も便乗している。そもそも、私の両親は孫には頼まれなくたって何でも買い与えちゃいそうなくらい甘いのに、「買ってくれる?」と聞かれて断れるわけもない。
当日、車で出発してから少し遅れそうだと母にメールを送ると、待ち合わせ時間より30分も前だったのに「もう着いた」との返事。早く孫に会いたくて、家でのんびりなどしていられなかったらしい。そして、またしばらくしてメールが来た。「おもちゃ売り場発見! 子供の大ゲームセンターも!」 ・・・なんだかじじばばのほうがはしゃいでいるみたい。
そんなわけで、食事がすんでから夫たちには待っていてもらい、私の両親とこどもたちで喜び勇んでおもちゃ屋へ。ピンキーキャッチュは高いんじゃないか、2号には難しいんじゃないか、などと心配していた私が3号のオムツ換えのためにトイレに行っている隙に、「ピンキーキャッチュ専用ケース付き」をしっかりと握り締めた1号、2号とともに両親はレジに並んでいたので、私には意見を言うチャンスも与えられないまま、1号と2号は望みどおりのものを買ってもらうことができた。

両親は「こんなに2人が喜んでいるんだから」と言ってくれたし、同じものを持っていれば2人で一緒に遊べるし、まあいいかと思ったのだけれど、帰ってからがまた大変だった。
ピンキーキャッチュというのはテレビアニメ「プリキュア」関連のおもちゃ。アニメの中では、プリキュアは悪者をやっつけながら、ピンキーという妖精みたいなのを集めている。これが55匹集まるとパルミエ王国を復活させることができるので、パルミエ王国の王子ココ(これも犬みたいなヘンな生き物)に協力しているのだ。そのピンキーをつかまえるための道具で腕時計のような形のものがピンキーキャッチュで、これを使ってプリキュアに変身することもできる、ということらしい。
おもちゃのピンキーキャッチュも、ピンキーをつかまえて集めるというのがメインの遊び方なのだが、そのほかにもけっこうな機能がついている。はじめに名前の登録や時間の設定をしなければならない。それからピンキーをキャッチする練習モードが始まり、性格診断をして「あなたにぴったりのプリキュア」を選んでくれて、変身の練習もする。それからやっと使えるようになるのだけれど、そんなこと1号や2号が自分で説明書を読んでできるわけもなく、私がやるはめに。テレビを観ている2人に「一緒に『メタモルフォーゼ!』ってやりたいから早くして!」とせかされ、録画してあるんだから慌てなくても大丈夫なのにと思いつつ、ピコピコピコ・・・。
説明書を読んでみると、ピンキーは5つのタイプに分かれていて、どのプリキュアを設定しておくかによってキャッチできるタイプが決まるのだとか。通信機能もついているので、ピンキーキャッチュ同士で通信して、ピンキーを交換することもできる。キャッチしたピンキーに、ココは技を教わることもできる。画面にはいつもココが出ているのだが、ココのやる気がなくなるとピンキーをキャッチできなくなるので、振ってやる気を出させないとならない。テレビのCMによれば、日曜日には特別なピンキーが出てくるそうで、「11月は○○」と言っているからには月ごとに変わるのだろう。
うーん、複雑すぎて頭がクラクラしてくる。これでほんとに「対象年齢5歳以上」なの?
・・・と思っていたら、ピコピコ、ピコピコ、ピロロロロ~♪
「ママ! もう5匹キャッチしたよ!」
と1号。いつのまにか使い方を覚えてしまっていたようで、夫と私はびっくり。
2号は「ママやって~」で、たまに自分でやっても「しっぱい」と出ることが多く、「『さいこう』が出ない~」とぶつぶつ。「せいこう」なんだけどね。
6歳の1号はさくさくと使いこなせるようになり、4歳の2号にはまだ難しい。なるほど、確かに「対象年齢5歳以上」だと納得。

こんな具合にプリキュアに夢中なお姉ちゃんたち2人の多大なる影響を受けているので、3号もプリキュアが大好き。おっぱいを飲んでいても、「♪プリティ キュ キュ キュ キュア」の歌が聞こえてくると起き上がって踊りだす。「知性の青き泉、キュアアクア!」や「大いなる希望の力、キュアドリーム!」の声が聞こえると、1号や2号と一緒に決めポーズもやる。ピンキーキャッチュを買ったときも、おもちゃ売り場の近くにあったゲームコーナーでプリキュアのゲームを見つけて座り込んで、手を上げ、足をバタバタさせて踊っていた。
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5歳の息子を持つ私のいとこによれば、たいていの男の子が始めに興味を持つのは車や電車。その後は、そのまま電車系へ進む子、戦隊モノにいく子、虫にいく子と3つのパターンに分かれるそうだ。始めにプリキュア大好きになってしまった3号は、はてさて、どっちの方向へ進んでいくのやら。
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by roki204 | 2007-11-21 23:52 | こどもたち

着物

最近読んだ梨木香歩の『からくりからくさ』は、4人の女性が古い民家で共同生活をしている物語だった。主人公の女性が染物の修行中で、あとの3人のうち2人は機織を勉強している学生。主人公が染めた糸を2人が機で織り、布を作っていた。
先に染めてから織るのと、織ってから染めるのと、どちらもあるのだろうということはちょっと考えればわかることだが、はじめに読んだときは、先に織ってから染めるんじゃないこともあるのかーなんて思った。そんなふうに思ったのは、私が唯一持っている着物が、白い反物を染めてもらったものだからだ。

夫と私は結納なんて堅苦しいことはしなかったのだが、夫の両親、おばあちゃんと、私の両親が初めて顔を合わせたとき、私がもらった贈り物が白い反物で、それを私の好きな色に染めてくれるということだった。結婚式の白無垢は「嫁ぎ先の家風に合わせてどんな色にも染まります」という意味らしいが、白い反物をくれて、染めてあげるから好きな色を選んでいいよなんて、太っ腹だなあと思う。まあ、おばあちゃんたちはそんな深い意味をこめていたわけではないのだろうけれど。
それからしばらくして、紺屋さん(白袴じゃなかった!)に来てもらい、どんな着物に仕立ててもらうかを母と一緒に選んだ。私は「染める」というのは色をつけるだけで無地だと思っていたので、ちゃんと柄が入ると知ってちょっと驚いた。おばあちゃんにもアドバイスしてもらい、若いうちでも年をとってからでも着られるような、落ち着きのある薄い紫色を選んだ。

さて、せっかく仕立ててもらった着物だけれど、結婚式によばれても妊娠中だったり、レストランが会場のカジュアルなものだったりで、残念ながら一度も着る機会がないままだった。いつになったら着られるだろうかと思いながら何年も過ぎてしまったが、こども1号の七五三こそはそれにふさわしいときだ、満を持して着るのだと思い、髪もきれいに結えるようにしておかなくちゃと1号と一緒に私もずっと伸ばしてきた。
ところが、お参りの2日前のこと。義母が用意をしておこうと着物を出してくれたのだが、そのときよくよく見てみたら、お参りで神様の前で着るのにはふさわしくないものだったと言うのだ。着物のことはよくわからないのだけれど、なんでもその着物は色留袖というもので、家紋も三つ入っており、下のほうに入っている柄の一部は刺繍になっているのだ。一番晴れやかな席で着るような、格の高いものらしい。
「こんなにいいものを作った覚えはないんだけどねえ」
とおばあちゃんも苦笑い。
そこで、七五三では義母の色無地の着物を借りることになって、それはそれできれいだったので嬉しかったのだけれど、やっぱりせっかくの着物、着る機会がないのでは寂しい。どんなときならいいのか聞いてみると、義母たちの長年の懸案事項である夫の弟の結婚式が実現すれば、そのときに、とのことだった。うーん、いつになるのやら。

ところで、「こども1号の七五三」で書いたように、私の両親も一緒にお祝いの食事会をしたのだけれど、その会場は夫と私の家族が顔合わせをしたのと同じホテル。夫にしてはめずらしい(失礼!)、粋な計らいで、思い出話に花が咲いた。
まだ真っ白だった反物をもらった場所で、仕立てた着物を着られたら素敵だったんだけど、8年前とは違い、こども3人が増えた食事会、とてもじゃないけど落ち着いておいしい料理を味わっている余裕などなく、最上階の喫茶店でもコーヒーを飲みながら眺めを楽しむ余裕もなく(1号の名誉のために書き添えておくが、1号はとてもおとなしくいい子にしていた。傍若無人に振舞っていたのは2号と3号)、着物じゃなくて正解だったかもしれない。
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by roki204 | 2007-11-21 23:48 | 家族

優しいお姉ちゃんたち

午前中、用事があったので夫とこども2号が出かけていたとき、1号と3号と私は外で遊んでいた。1号は3号の相手をして、一緒に縄跳びをしたり、ブランコを押してあげたり。ブランコなんて、3号はすごく喜んでしまって、私ではなく1号を指名して(指差して「んー!」と言うだけだけど)押してもらっていたほど。そして、10センチ以上もある大きなカマキリを見つけ、キャーキャー言いながら追いかけまわして楽しんでいた。
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夕方、お風呂は2号と3号と私で入った。2号は3号の体を石鹸をつけて洗ってあげたり、おもちゃを出して遊んであげたりと、世話を焼いていた。

こんな優しいお姉ちゃんたちなので、3号は1号と2号が大好き。ときどき、何の脈絡もなくハグしたり、泣いているときにはそばに行って頭をなでたりして、2人を喜ばせている。仲良し姉弟になってくれて、ほんとに嬉しい。
これで、1号と2号のケンカがせめて1日3回くらいまでに減ったらいいんだけどなあ。弟には優しい2人なのにね。
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by roki204 | 2007-11-18 23:13 | こどもたち

こども1号の七五三

こども1号の七五三のお参りをした。
一般的には、女の子は3歳と7歳、男の子は5歳で、満年齢でやるものなのではないかと思うが、このあたりでは数え年で、女の子も男の子も7歳でやることが多いようだ。それに、「七五三」というよりも「ひもとき」という言葉をよく使う。着物を着るときに、小さいうちはあげ紐を使っていたのが、大きくなり紐を解いて帯を使うようになるから、七つのときのお祝いを「ひもとき」と言うそうだ。
ついでに言っておくと、このあたりでは結婚式の披露宴並みに大々的にお祝いをすることが多い。子どもが芸をしなければならず、「雨ニモ負ケズ」を一生懸命暗記している子がいたなんて話も聞いた。義父母は親戚のお祝いに招待されているので成田のホテルまで行く。それも1年くらい前から予約を入れて準備していたのだから、ほんとに結婚式並み。いや、最近じゃ結婚式だってそこまで派手にやらない人も多いだろうな。田舎はみんなこういうものなのかなと思ったら、ウィキによるとこんなに派手にやるのは千葉県や茨城県くらいのものらしい。

1号はそこまではやらないのだけれど、ばあばが着物好きなので、いい着物を買ってくれた。濃い目のピンクの花柄のもので、ばあばがいくつか候補を上げた中から1号が選んだ。自分で選んだだけあって、1号によく似合っていた。
美容院で髪のセットと着付けをやってもらっている間、1号は文句も言わず、おとなしくしていた。きれいにしてもらえるのが嬉しいからというのを差し引いても、かなり我慢していたのではないかと思う。美容院の人も、お世辞だろうが「我慢強いねえ」とほめてくれた。お化粧などしないほうがこどもらしくてかわいいと私は思うのだけれど、口紅をつけ、目じりをちょんちょんと赤くして、ふんわりと髪を結った1号はお人形さんのようだった。
こういうとき1号は口数が少なくなってしまうが、喜んでいたことは間違いない。後になってから「ほかのお客さんもかわいいって言ってくれたね」などと嬉しそうに話していたことからも、それがよくわかった。
でも、やっぱり喜んでいたのは最初のうちだけ。立ち居振る舞いも自然とおしとやかになっていたのが、だんだん疲れてきたらいつもどおりになってきていたし、後のほうでは早く脱ぎたがっていた。短い間なら子どもも多少は喜ぶけれど、しょせん、こういうのは大人のエゴだよな、と思う。
ちなみに、私も着物を着たのだけれど、自分のものではなく、義母が貸してくれたものを着た。これがまた薄い紫の品のいいもので、ほんとに素敵だった。なぜ自分のもの(義母たちから贈られたもので、まだ一度も袖を通していない)を着なかったかという話は長くなりそうなので、またの機会に。

お参りは、地区の行事として神社でやってくれるので、6歳の子どもたちがみんな集まった。と言っても、5人だけだったけれど。中には引っ越してしまうらしい人や、別のところに住んでいるけれど実家があるこちらでお参りをという人もいたので、全員が同じ小学校へというわけでもない。でも、来年には小学校へあがるこの時期に同じ地区の同級生たちと顔を合わせることができる良い機会だと思う。神主さんからも、都会では地区ごとにやったりせず、個人個人でやっている、こんなふうに地区でやってくれるというのは良いことだ、何かあったら地区の人たちに相談しながら子どもたちを大切に育てていきなさいという話があった。
都会では、地区ごとに行事をやるということがもうなじまない、必要ないと考えられているのだろう。でも、ここのような地域では、まだこういう風習が生活の中で役立つ場面も多いのだと思う。面倒なこともあるが、地域の人々みんなが子どもたちを見守ってくれているのだと思えば心強い。

さて、この日はお参りと写真撮影をしたのだけれど、また別の日には私の両親も一緒に食事をすることになっている。1号の着物姿を見るために仕事を休むことにし、服も新調した私の両親のために、もう着物にはうんざりしている1号と交渉中なのだが、どうやら着物をもう一度着てくれたらプリキュアの「ピンキーキャッチュ」というおもちゃを買ってあげるということで、交渉成立しそうだ。1号、もう少しだけ、私たちのエゴに付き合ってね。
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by roki204 | 2007-11-13 22:51 | こども1号

就学時健診 その3

ところで、保護者たちが説明を受けていた間、こどもたちは別の部屋でどんなことをしていたのかということは、後になってこども1号に聞いた。聴力・視力検査、歯科健診のほかに、3つの絵の中から犬を選んで丸をつけるというような簡単なテストをやったそうだ。
始めにそれを聞いたとき、こどもたちに学校の授業というものがどんなものなのかがわかるように、先生の話を聞いて、課題に取り組むという模擬授業のようなことをやったのかなと思っていた。しかし、実はそんなのんきなことを言っていられるようなものでもないらしい。ちょっと気になったのでネットで調べてみると、どうやら、このテストはこどもたちの発達の度合いを調べる知能テストのようなのだ。そして、「就学時健診」と言いつつ、一番の目的はこどもたちの健康状態をみることではなく、この知能テストによって普通学級に入れるかどうかを振り分けることだとも言われているらしい。
人から聞いた話できちんと確認したわけではないのだが、普通学級ではなく特殊学級や養護学校へ入るようにということは学校側で強制できることではなく、保護者の「希望」によって決まるものらしい。ところが実際は、担任や校長、PTA会長などの保護者たち複数の人に囲まれ、「おたくのお子さんのせいで授業がまともに進められない」「みんな迷惑している」「本人にとっても普通学級ではついて行けず、辛いだろう」「お子さんに合った教育を受けさせてあげるのが一番いい」などとガンガン責められ、保護者としてはいたたまれずに特殊学級を「希望」せざるを得ないということもあるらしい。
1号は、「小さい音だったけど、ちゃんと聞こえたよ」「黒い丸で、ちょっと切れてるのが、ちゃんと見えたよ」というのと同じように、「犬に丸をつけてくださいって言われて、ちゃんと丸をつけられたよ。名前も自分で書けたよ」と喜んでいた。私も「すごいね~!」と一緒に喜んだのだけれど、1号と一緒にテストを受けた子の中には、「普通学級は無理」という烙印を押されてしまった子もいるのかもしれないと思うと気持ちが沈んでしまう。
障害のある子もない子も、すべてが一律に一緒に教育を受けるべきだなどと極端なことを考えているわけではない。支援が必要な子もいるだろうし、そのためには普通学級よりも特殊学級が適している場合もあるだろう。でも、それは、教育をする側、教育の場を提供する側の論理・都合で決められるのではなく、教育を受ける側の本当の希望によって決められるものであってほしい。
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by roki204 | 2007-11-09 22:36 | こども1号

就学時健診 その2

就学時健診というものは、たぶん私も受けているのだろうが、まったく記憶はない。今回、通知が送られてくるまで、そういうものがあるとは知らなかった。健診というのだから、身長・体重の測定、内科検診くらいのものかな、などと思い、こども1号にもそう説明しておいた。
ところが、会場である体育館へ行き、受付をすませると、こどもはこっちと呼ばれた。えっ?
別々にされちゃうの?それも最初っから?となっちゃんのお母さんも私もびっくり。そんなの知らなかったから、1号に説明をしていない。大丈夫かな。1号は一瞬、表情をこわばらせたが、なっちゃんと手をつないで「大丈夫」とにっこり。なっちゃんがいるからというのも大きいけれど、1号もずいぶん強くなったなと感心した。だって、もう小学生になるんだもんね。

こどもたちが別の部屋で健康診断をしている間、保護者たちは体育館で説明を受けていた。学校の方針や、体操着・学用品など用意するもののことなど。
そのほかに、入学前にできるようにしておくようにと言われたことがいくつかあった。ひらがなや数字などは入学してから勉強するので覚えていなくてもかまわないが、これだけは、ということだった。

・挨拶や食事のマナー → これは問題ない。
・自分の名前の読み書き → これも大丈夫。
・保護者の名前を言えるように → 念のため聞いてみると、私の名前は旧姓で言っていた。それは仕事のときだけだから、誰かに聞かれたときは1号と同じ名前で言ってねと説明したので、これももう大丈夫。
・地区名を言えるように → 住所は言えるので、「地区名」も住所と同じだよと教えたから、これも大丈夫。
・交通ルールを覚えて、一人で安全に通学できるように → これが一番心配なこと。これから一緒に歩いて練習しなければ。

・・・というわけで、ほとんどのものは問題なくクリアしていたけれど、なっちゃんのお母さんと「これは困るよね~、どうすればいいんだろう?」と頭を抱えてしまったのがトイレのこと。小学校のトイレは和式なのだ。家も保育園も洋式トイレだし、練習するにもどこでやればいいのだろう? スーパーや図書館なんかのトイレで練習するしかないかね~などと話していた。
ところが、後になって1号に話を聞いてみると、
「学校でトイレに行ったよ」
えっ? しゃがむトイレでしょ? 先生が練習しようって連れて行ってくれたの?
「ううん、トイレに行きたくなったから1人で行ったの。ちゃんとできたよ」
なーんだ、できるのか。それなら大丈夫だ。

先生ができるようにしておいてくださいって言ってたこと、1号はもう全部できちゃうね、もういつでも学校に行けるね、と言ったら、1号はすごーく嬉しそうだった。その笑顔は、まだ私の中に少し残っていた不安な気持ちを吹き飛ばしてしまうような、自信に満ちたものだった。
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by roki204 | 2007-11-09 22:32 | こども1号

就学時健診 その1

こども1号の就学時健診で小学校へ行ってきた。同じクラスで仲良しのなっちゃんも一緒だったので、1号はいつになくはしゃいでいたが、仲良しが一緒で嬉しいのはなっちゃんのお母さんや私も同じ。2人とも一番上の子なので、こどもたちにとっても、私たち親にとっても、初めてのことばかりだけれど、仲良しが一緒ならば心強い。

いろいろとおもしろい話を聞くこともできた。たとえば、ランドセルのこと。
1号はずっとピンクがいいと言っていた。ばあばたちはやっぱり赤じゃなくちゃ、と言っていたけれど、私たちは1号の希望を尊重したいと思っていた。1号の性格だと、周りで「赤がいい」と言えばもちろん、はっきりそう言わないまでも、どうやら赤がいいと考えているらしいぞと感じてしまえば、自分の希望を引っ込めてしまうだろう。なので、私たちは「1号の好きな色でいいよ」と言い続けていた。
実際、買うときになって、赤にこだわっていたばあばも「こういうピンクならいいね」と言ってくれたにも関わらず、私たちが説明しておく必要があるだろうと思って「赤の人が多いと思うけど、1号はピンクでいいよね」と言ったら、「赤にする」。ああ、やっぱり。でも、本当はピンクのほうが好きだけど・・・と思っているのは表情から明らかだ。ピンクだって大丈夫だよ、赤が多いだろうけどピンクの友達もいるよ、と言うと、やっと小さな声で「ピンクがいい」。いつもそんな調子だ。
一方、なっちゃんはというと、かなり明るい派手めのピンク、しかもキャラクターものがいいのだそうだ。ほかの子はみんな赤だよ、そんな色はなっちゃん1人だけかもしれないよ、などとお母さんが言っても、「1人だけでもいい、ピンクがいい」と主張を変えないそうだ。お母さんとしては周りから浮いてしまわないかと心配でもあるし、洋服も自分の好みに合わなければ絶対に着てくれないので、困ってしまうのだそうだ。
1号をときどき歯がゆく感じてしまう私は、そんなに自分の意志をはっきりと持っているなんて頼もしいじゃないかと言ったのだけれど、なっちゃんのお母さんは、1号のように言い聞かせて通じるんだったらいいのにと言っていた。お互い、隣の芝生、なのかな。
それにしても、同じ組の同じ6歳の女の子でも、ずいぶんと違うものだなとあらためて感じてしまった。一人一人違っていて当たり前なのだけれど、比べてみるとおもしろいなあとそのたびに思う。

ほかにもおもしろい話を聞けた。なっちゃんのお母さんが「1号ちゃんはおとなしいから、全然怒ったりしないんじゃない?」と聞いたところ、なっちゃんが「そんなことないよ、1号ちゃんも怒ることあるし、Rちゃんとはよくケンカしてるよ」と言っていたそうだ。
「全然怒ったりしない」とまでは思っていなかったけれど、私も1号は保育園ではおとなしくなってしまってケンカなんかしないんじゃないかと思っていた。1号も都合の悪いことは私には話さないようで、Rちゃんが怒ったので謝って仲直りしたということしか聞いたことがなく、よくケンカしてるとは知らなかった。1号もけっこうやるじゃないか、と笑ってしまった。

で、肝心の就学時健診のことは次回へ。
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by roki204 | 2007-11-07 23:54 | こども1号

こども3号とばあばの会話

「ばあばー!」

「はあい」

「ばあばー!」

「はあい」

「ばあばー!」

「はい、はい」

「ばあばー!」

「なんだよー」

「ばあばー!」

「『かーかん』って言ったの?」

「ばあばー!」

「3号のお父さんは、小さい頃『お母さん』って言えなくて、『かーかん』って言ってたんだよ」

「ばあばー!」

「そうそう、『かーかん』ってね」


2人ともとても楽しそうだった。
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by roki204 | 2007-11-07 23:43 | 家族