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じょうぼ

うちには「じょうぼ」がある。
この「じょうぼ」という言葉、ここへ来てから初めて聞いた。東京の、私が住んでいたマンションが建ち並んでいるあたりにはじょうぼがある家はなかったので、聞いたことがなかったのかとも思ったけれど、国語辞典でひいても「じょうぼ」は「丈母」しか載っていなくて、意味は「妻の母」となっているから、方言なのだろうと思う。
でも、夫もそうだけれど、このあたりの人は普通に使っているので、方言だと思わずに使っている人も多いのかもしれない。
で、じょうぼって何かというと、公道から家の敷地内へ入っていって、家の玄関や車庫へ続いている道のこと。結婚前に、初めてこの家に来たとき(と言っても、私たちの家である離れは当時はもちろんまだなかった)、薄暗くなっていて周りがよく見えなかったせいもあるけれど、「こんな細い道に入っていくの?!」と驚いたら、「ここ、もううちの敷地だよ」と言われたので、もっと驚いた。それがじょうぼだったのだ。
当たり前だけど、じょうぼはうちに出入りする人しか通らない。だから、こどもたちが自転車や三輪車で遊ぶときに、車の心配をしなくていいのでいい場所だ。家に向かって少し下り坂になっているので、こども1号は自転車に乗っている今も、三輪車に乗っていた頃も、スピードが出るのを楽しんでいた。こども2号は・・・いまだに三輪車も自分ではこげず、押してやらなければならないから、下り坂でも上り坂でも関係ないみたい。
標準語では「じょうぼ」ってなんて言うんだろう?と考えてみて、ふと思い出した。高校のときだったか大学のときだったか、英語でdrivewayという言葉が出てきて、辞書でひいて説明を読んでも、それがどういうものなのか理解できなくて気分がすっきりしなかったんだけど、ひょっとして・・・。小学館プログレッシブ英和中辞典で調べてみると、「《米》(通りから建物・車庫へ通ずる)私有車道」とある。drivewayってじょうぼのことだったんだ! あ~すっきりした!
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by roki204 | 2006-03-30 22:47 | 千葉のあれこれ

息子は特別?

母親にとって息子は、娘とは違って、特別な存在。とてもかわいいし、息子が大人になってもやっぱりかわいくて、息子の恋人や結婚相手をライバル視してしまう・・・というのはよく聞く話だ。
夫と義母の場合、当てはまらないと思っていた。義母は仕事をしていたので、夫は祖父母と過ごす時間が長く、おばあちゃん子だった。今でも母親よりもおばあちゃんとのほうが話しやすいようだ。だから、仲が悪いわけではないけれど、「特別かわいい」ということもないのかな、なんて思っていた。
ところが・・・。
ある日、こども2号の髪の毛が茶色っぽいという話になったとき。「私も小さい頃、茶色かったんですよ」と私が言うと、かなり強い調子で「マリオ(夫のこと・仮名)がそうだったのよ」と義母。
また別なある日、こども1号がジグソーパズルが得意という話をしていたとき、「私も小さい頃、得意だったんですよ」と私が言うと、義母とおばあちゃんが二人してかなり強い調子で「マリオがそうだったのよ」「マリオはほんとにパズルが好きで、早かったねえ」
これにはちょっとびっくりした。なぜなら、今の夫の髪の毛は真っ黒で硬く、どこをどうひっくり返しても、2号のような茶色っぽくてやわらかい髪だったという痕跡がないのだ。ジグソーパズルにしても、好きで得意だったかもしれないけれど、たぶん勝負をすれば私のほうが早かっただろうと、夫も認めると思う。こんなことがあってから、やっぱり「特別」なのかもしれないと思うようになった。
ちなみにこの話、夫に教えて「やっぱりかわいくてしょうがないんだね」と言った後で、「・・・ひょっとして、かわいい孫が将来私みたいになったら嫌だって思ってるから、そういうふうに言うのかな?」と言ったら、夫は爆笑して「きっとそうだ」って言っていたけれど。

さて、そんな「特別」な感覚、どうやら私も体験することができるようだ。今日の産婦人科の健診で、こども3号は男の子らしいと言われたのだ。娘である1号、2号もとてもかわいくて、それと同じというのならわかるのだけれど、それよりももっと、なんて有り得ないんじゃないかと思う。本当に、娘と息子では違うのだろうか? それを確かめられるというのも楽しみだ。
今までは、1号がディズニーのマリーちゃんが好きなので、おなかに「マリーちゃん」と呼びかけていたけれど、男の子とわかったので「マリオくん」にしようかな。「マリオ」というと、ひげを生やして、オーバーオールを着て、カメを蹴っ飛ばしたりしていたおじさんを思い出してしまうけれど・・・ま、いっか!
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by roki204 | 2006-03-29 17:46 | 家族

両親が来た

昨日は私の両親が来た。両親が来るときやこちらから行くときはいつもそうだけれど、こどもたちは朝からそわそわ。「ほんとに来るの?いつ来るの?まだ?」
そういう状態なので、当然、保育園は休んで、実際に来るまでは何度も「まだ?」を繰り返す。まだ本調子ではなかった私も仕事を早退してお昼ごろ帰ってきて、両親はお昼過ぎに到着。こどもたちはおおはしゃぎ。
孫たちとの60歳の年の差を感じさせず、こどもたちと同化してしまって遊び、サービス過剰なくらい派手に騒ぐ母。絵本を見ながら「これは結婚式だねえ。汝と汝は、今、何時?」とこどもたちには笑えない(大人も笑えない?)ダジャレばかり言っているとぼけた父。赤ちゃんだった頃、こども1号は父のことは大好きだったけれど、母のことは苦手で、近づいてくると「うーっ!!」とうなって威嚇していた。逆に2号は母が大好きで、父が苦手だった。ほかの人にはまったく人見知りをしなかったのに、なぜか父だけは顔を見ただけで泣いていた。そんな二人も今では父も母も大好き。
しばらく家で遊んだ後は、近くのスーパーへ。父のお気に入りのハッカ飴はここでしか売っていないと言って、うちに来るといつもここへ買いに行く。こどもたちは父と一緒にお菓子コーナーへ行き、何を買ってもらおうかとうきうきしながら選んでいたが、後で見せてもらったら、父はこどもの分だけでなく、私の分のチョコレートまで買ってくれていた。
母と私は夕食の材料を見て回っていた。ジュース売り場では、いつも買っているわけではないのに、いかにも常備しているというような顔をして「りんごジュース、さっき全部飲んじゃったよね」と私。そして、ふだんは40円の差で大いに悩むのだが、こんなときは悩まずにおいしそうな高いほうのジュースをかごの中へ。チーズのコーナーと肉のコーナーでは、jukaliさんのブログに出てきて食べたいと思っていたフェタとステーキを思い出し、フェタと、ステーキ用ではないけれど和牛の薄切り肉を買ってもらうことに。おいしいもののことをいっぱい書いてくれたjukaliさんに感謝!じゃなかった、両親に感謝!!
さらに両親は、家の中の掃除までしていってくれた。父は商売柄、洗面台が汚れているのが嫌いなので、私は父が来るときはなるべくきれいにしておく。でも鏡までは拭く時間がなかったと言ったら、父がこどもたちと一緒に拭いてくれた。母はお風呂掃除。マットまでゴシゴシときれいに洗ってくれた。
そんなわけで、こどもたちも私も嬉しいことずくめ。帰りが遅くなって会えなかった夫も(会えなかったからこそ?笑)喜んでいた。お父さん、お母さん、毎月なんて無理は言わないから、2、3ヶ月に1回くらいはうちに来てね!
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by roki204 | 2006-03-28 22:56 | 家族

大当たり!!

大当たりだった。どうせ当たるなら、宝くじか、夫の好きな競馬だったらよかったのだけれど、私が当たったのは、どうやらお寿司。
金曜日のお昼に会社の人たちと食べ、夕方から胃が痛くなり、夜になって痛みがあんまりひどくなったので病院へ。急性胃炎だということだった。でも内科の医者は、ほかの人はなんともなかったし、青魚もイカも入ってなかったと言うと首をひねるばかり。胃薬をもらって帰ってきた。
翌朝、いつもの産婦人科へ行ったら、赤ちゃんは元気だから大丈夫(そりゃそうだろう、ぽこぽこ派手に動いていて、それが痛いところに響いて辛かったんだから!)、妊娠中は免疫の機能が落ちることがあるからそのせいではないか、生ものなどには気をつけたほうがいい、と言われた。
薬を飲んでいて痛みが治まってきたら、この地域の医療体制のひどさに腹が立ってきた。前から県内でもひどいほうだと言われていて、こどもたちが病気やけがをしたときにも感じていたけれど、今回もひどかったのだ。病気やけがをしたのがこどもだったら・・・と考えると不安になる。こどもなんて、昼間は元気でも夜になったら熱を出したり、喘息だって夜から朝にかけて発作がひどくなるんだし、転んであごを切ったりとか(こども1号)重い椅子を自分の足の上に倒してしまって爪がはがれたりとか(こども2号)ビーズを耳に入れてしまって耳が痛いと言い出したりとか(こども2号)、そういうことをやるのはたいていは夜か日曜日なのだ。それなのに、夜間や休日に「今日は当直がいないので」と地域内の病院全部に断れ、車で1時間以上もかかるような病院まで行けと言われてしまうのでは、安心して生活できない。
私の会社では育児休業明けにレポートを提出することになっている。テーマはなんでもいいので、今度は医療体制のことを書こうかと思う。と言っても、まだ産休にも入っていないので、レポート提出は1年半以上も先のことだけれど。その頃、今より体制が整っていて、地域内の病院で連携が取れていて、私がレポートを書くまでもない、なんてことになっていればいいのに。
レポートはまだ時間があってゆっくり考えられるので、目下のところ、一番の気がかりは来週やる会社の歓送迎会の会場がお寿司屋さんだということ。「食べられるものないかも(T_T)」って言ったら、隣の席の人が「ガリは全部あげるよ」だって。ありがたいことです・・・。
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by roki204 | 2006-03-27 18:19 | ひとりごと

体調を崩したこども1号

一つ前の「お墓参り」ではのんきなことを書いていたけれど、実はその前日からこども1号が体調を崩し、かわいそうなことになっていた。
1号も2号も喘息持ち。と言っても、病院ではっきり「喘息」と言われているわけではなく、「喘息気味」とか「ゼーゼーしやすいたち」とか言われている程度で、それもだんだんよくなってきていた。特に1号は、ここのところ何ヶ月もひどくゼーゼーすることはなかったので、丈夫になってよかったと思っていたところだった。
ところが、春分の日の前夜。朝から咳をしていたのがひどくなり、背中に耳を当てなくても聞こえるほどゼーゼーし始めた。夜だったので、かかりつけの小児科はもう終わっているし、翌日も春分の日で休み。しかも、1ヶ月以上も前からの約束で友達の家に家族みんなで遊びに行くことになっていた。こりゃまずい、と思い、夜間の病院へ連れて行き吸入をしてもらったら少し治まり、安心したのもつかの間、数時間後にはまたゼーゼー。寝苦しそうだったけど、なんとか眠れていたので、朝まで待って、休日にやっているところを探し、また病院へ。吸入をやって、飲み薬ももらったのでそれを飲ませると、今度はかなりよくなった。
1号も気分がよくなって、すっかり行く気になっていたので、予定通りお墓参りと友達の家へ。人見知りをして、新しい環境にはなかなかなじめないくせに、出かけるというと行きたがる1号。思ったとおり、家に着いた途端、借りてきた猫よりもおとなしくなってしまい、かなり緊張している様子。それでも料理やイチゴを少しは食べて「おいしい」と言っていた。
そして帰りの車の中。私が運転し、ビールをたくさん飲んだ夫は助手席で眠っていると、後ろに座っていた1号が吐いてしまった。振り向いて見ると、大量の鼻血も!あわてて車を脇に寄せて止め、夫も私も後ろへ移動。吐き気は少しして治まったけれど、鼻血がなかなか止まらない。1号はわんわん泣いているし、夫はオタオタしているし、2号は心配そうにポケットティッシュを1枚ずつ取り出しては「ママ、はい!」と渡してくれて、結局、全部出してしまった。鼻血の量が多かったので心配したけれど、20分ほどで止まったので、また走り出し、なんとか家にたどり着いた。
家に着くと、1号は安心したのか、すぐに元気になった。やっぱり体調の悪いときに連れ回しちゃいけないと反省。特に1号みたいな性格だと初めてのところへ行くことの負担は大きいのだろう。ちなみに2号は、友達の家でも全然臆することなく、よく食べていたし、イチゴのおかわりを台所までもらいに行ったりもしていた。

1号はまだ治りきっていないし、本当にかわいそうなことをしてしまったけれど、おもしろいこともあった。発作が始まって病院に連れて行った夜、吸入が効いていて機嫌がよかったときの1号との会話。ふとんに入って寝かしつけようとしていたときのことだ。
「また苦しくなったらママに言いなさいね」と私が言うと、うなずいた後で1号はまじめな顔で「苦しいって言ったら、ママは何をするの?」
「う~ん、そうだねえ・・・。何ができるっていうわけでもないんだけど・・・。『困ったね』って言う」と私が答えると、1号におでこをぺちっと叩かれた。
「でもさー、1号だって一人で苦しいって思ってるより、ママが『困ったね』とか言ったほうがいいでしょ?それにお水かお茶を持ってきたりはできるよ」と言い訳めいたことを言ったら、またおでこをぺちっ!
なんだかおかしくて笑ってしまったら、1号も笑っていた。

成長するにつれて、小さい頃特有のかわいらしさ、回らない舌で言う言葉とかおぼつかない動きとか、そういうものがなくなっていってしまうことに少し寂しさを感じていたけれど、こんなおもしろい会話ができるようになるというのは、成長したからこその楽しさだな。そんなふうに思えたできごとだった。
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by roki204 | 2006-03-22 22:13

お墓参り

お彼岸なのでお墓参りに行った。お墓参りのことでも、私の実家とはかなり違うのではじめは驚いた。
そもそも私の実家では諸事情によりお墓参りをしていない。小さい頃に何度か行っただけだ。だから私はお彼岸やお盆にお墓参りをするという習慣がいまだに身についていなくて、夫の弟が帰ってくると言われても、誰の誕生日でもないのになんでだろう?と思ってしまう。夫の祖母はご先祖様を大切にしない嫁だと嘆いているかもしれない。ごめんね、おばあちゃん。大切に思っていないわけではないんだけど、ついつい忘れちゃうの。
お彼岸などにお墓参りに行くというのはたぶん多数派だろうと思ったけれど、驚いたのはお墓のある場所。実家のお墓はお寺にあった。お墓というのはそういうものだと思っていたんだけれど、このあたりでは田んぼや畑が広がっているところや道端に、突然、ある。お寺はないし、塀で囲まれていたりもしない。集落ごとの共同墓地なので、家から歩いても10分くらいで行ける。私が普通だと思っていたお墓のイメージと比べると、とても開放的なところがいいなあと思って、こどもとのお散歩コースに入れていたこともあった。
それからお参りのやり方。実家では、墓石に水をかけて、花と、束になったお線香をあげていた。ここでは墓石に水はかけない。お線香も束のままあげたりしない。うちの分だけでお墓が10以上もあるからかもしれないけれど、2、3本ずつあげていく。花もそれぞれにあげる。それとお米。半紙に包んでお米を持って行き、ぱらぱらっとあげていくのだ。その半紙は細長くちぎって、塔婆に結びつける。
うちのこどもたちはお墓参りが大好きだけれど、それはたぶんお米をあげるのと花に水をやるのがおもしろいからだと思う。私も今でも全然違うなあ、おもしろいなあと思うので、お墓参りはけっこう好き。でもお線香は苦手。煙に弱いので、すぐに咳き込んでしまう。それに、それぞれが20~30本ずつくらい持って、順番にあげていくんだけど、風が強いとすぐにぼっと火がついてしまうのだ。扇形に広げて持てば大丈夫だと、みんなはうまくやっているんだけど、私のお線香だけがぼっ! 昨日は風がなかったからぼっとならずにすんだけど、あと何年かしたらうまくなるのかなあ。
こういうやり方って地方ごとに違うのだろうか。それとも、同じ仏教でも宗派ごとに違うのだろうか。
そういえば、こないだ車を運転していて信号待ちをしていたら、すぐわきにお墓があって、供えられていた花をヒヨドリが食べていた。花を食べるなんて風流なヒヨドリだなと私は思ったけれど、おばあちゃんだったらどう思うだろう? 仏様へのお供えの花を食べるなんて、と怒るかな。仏様がヒヨドリにおすそ分けしていると思うかな。おばあちゃんには直接聞きづらいから、夫に聞いてみようかな。
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by roki204 | 2006-03-22 08:34 | 千葉のあれこれ

市町村合併

私は美容院で美容師さんと話をするのが苦手。なので、ずっと担当してもらっているのは、あんまりしゃべらない人。自分が話すのは好きじゃないけれど、隣の席の美容師さんとお客さんの会話を聞いているのはけっこう好き。こないだ隣にいたのは、お客さんにいっぱいしゃべらせて、「へー!そうなんですかあ?!」などと大げさに感心してみせるタイプの美容師さん。この人には一度だけ切ってもらったことがあって、上手だとは思ったんだけど、もう話すのはいやだと思ったので、それ以来やってもらったことはない。
でも隣のお客さんは気分よさそうにしゃべっていた。そして話題は市町村合併のことへ。美容師さんの出身地(今でもそこに住んでいるのかどうかまではわからなかった)が、もうすぐ合併して山武市になる。お客さんが「郡の名前と同じ字を書くのに、郡は『サンブ郡』で、新しい市の名前は『サンム市』なんですよね」と言うと、美容師さんは「へー!そうなんですかあ?!」私は心の中で「自分の町の郡や新市名を知らないわけないじゃん!」とつっこみを入れる。
美容師さんが続けて言うことには「『カイジョウ郡ウナカミ町』みたいですね!」海上郡海上町は、もう合併して違う名前になってしまったけれど、郡名と町名が同じ漢字で違う読み方ということでよく話題になる町だった。ここで再び私は「海上郡海上町を知ってて、サンム市を知らないわけないじゃん!」と心の中でつっこみを入れる。隣のお客さんはなんとも思っていないようにしゃべり続けていたけれど。

さて、美容院トークでも話題になっていた市町村合併、全国的に進められていて、千葉県も例外ではない。「お金をあげるから合併しなさい」というやり方はなんだかなあと思うし、自分が住んでいる地域のことを書くと愚痴っぽくなりそうなので気が進まない。なので、南房総市のことを。
千葉県南部の7町村が合併してできる「南房総市」。以前はそれぞれの町がほかとは違う特色を出そうとしていたみたいだった。だから、和田町ならクジラ、丸山町なら風車とローズマリー、白浜町なら海女・・・という具合にイメージが浮かんでくる。私の勝手なイメージで、町や村の思惑とは違うかもしれないけれど。
その中でも私のお気に入りは三芳村。人口は4千5百人ほど、人間より牛のほうが多いなどとも言われるくらいで、ここの牛乳やアイスクリームはとてもおいしい。村内に信号は1箇所しかなく、できたときには村長がテープカットをしたという噂も。そんなのどかな雰囲気も好きなんだけれど、私がとてもいいなと思っていたのは小中学校などは新しくてきれいなのに、役場は築数十年の木造のぼろっちい建物というところ。当時の村長さんの方針が「みんなが使うものが先、役場は一番後回し」だったので、役場は汚いままだったそうだ。もう10年以上前のことだけれど、その頃、南のほうでは新しくりっぱな庁舎を建てている町がいくつかあったので、印象に残っている。
そういう、それぞれの町や村が持っていた特色や良さは、合併したらどうなるんだろう?
新市誕生を記念して、和田町の「食育を考える会」が7町村それぞれの特産品を入れた「七福膳」という弁当を作ったそうだ。弁当のように、新しくできる市もうまくまとまったらいいなあと、そこの住民でもないのにおせっかいだけど思ってしまう。
南房総市は明日、誕生する。
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by roki204 | 2006-03-19 21:07 | 千葉のあれこれ

ぬえとねずみ

下の記事で書いた夏(たぶん夏だけだったと思う)の夜中に聞こえてくる「ホーホー」という声の正体、職場の人に話したところ、アオバズクではないかというもっともらしい意見があったのだけれど、それではあんまりおもしろくないので、jukaliさんの意見を採用して、「ぬえ」かもしれないと思うことにした。でも、jukaliさんのコメントにあるとおり想像を絶する姿をしているので絵を描いてみた。

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ウィキペディアで調べてみたら、平家物語には、平安時代末期に毎夜御所に出没して天皇を悩ませたぬえのことがでてくるそうだ。こんなのが出てきたら、小さいことで悩んでいるのがバカバカしくなりそうな気もするけど・・・。

ついでにもう一つ、こども1号が描いた絵も貼り付けておく。

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保育園の発表会で、ねずみさんの役をやって踊っている1号(右)と、お父さんが撮っているビデオ(左)。ちゃんと三脚がついている。
夫と私は「すごい!上手!」と絶賛したけれど、ただの親ばかですかね(笑)
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by roki204 | 2006-03-18 11:24 | ひとりごと

静かな夜に聞こえてくるのは

東京から鴨川市に引っ越して驚いたことの一つに「夜は静かになる」ということがある。千葉県や鴨川市に限らず、郊外の住宅街だったら夜は静かなのは当たり前のことで、そのほうが自然なことだとは思う。でも、それまで住んでいたところは高速道路や線路が近くを通っていたので、夜遅くになっても騒がしかった。そして私は騒がしいということに気がついていなかった。
鴨川のアパートも外房線の線路に近かったけれど、外房線は1時間に1本あるかないか。夜9時を過ぎてからの電車は上り1本、下り2本だけ。車も人も夜になればほとんど通らない。だから静かになるのだ。そのことに気がついたのは、夜になってテレビの音をうるさく感じ、ボリュームを下げたとき。
そんな静かな夜、ときどき犬が吠える声が聞こえてきた。「オウッオウッ」というような、とても変な鳴き方。変わった犬だなあと思っていたけれど、後日、鴨川シーワールドに行ったときに、その声の主はアシカだったことが判明。シーワールドからの距離は2kmはあったと思うけれど、周りが静かだったので、うちまで聞こえてきていたのだった。
今、住んでいるところはというと、田んぼしかないようなところなので昼も夜も変わらず、とても静かだ。騒がしいのはうちのこどもたちだけ。周りの家には小さいこどもはいない。聞こえてくるのは何かの鳴き声くらい。
今朝はウグイスの声が聞こえた。「ホーホケキョ」と上手に鳴いていたので、しばらく前から鳴いていたのだろう。夏になれば、昼はセミ、夜はカエルと虫の声で、少しはにぎやかになる。
静かな夜に、ときどき聞こえてくるのはフクロウの声。見たことはないし、こんなところにフクロウなんて本当にいるのかどうか知らないけれど、夫がフクロウだって言っているし、夜中に「ホーホー」と鳴く生き物は私もフクロウしか思いつかないので、フクロウだろうと思っている。でも、ひょっとすると、変な犬の正体がアシカだったように、フクロウの正体も意外なものなのかもしれない。
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by roki204 | 2006-03-16 23:04 | 千葉のあれこれ

「シールあげるね」

お風呂から出てきて体を拭いてやっていたら、こども1号が言い出した。
「ママ、さっきあげるって言って忘れてたシールあげるね。2号にもあげる」
「マリーちゃんがいい」と2号。マリーちゃんは二人のお気に入りのキャラクター。
1号、困った顔して「えー、マリーちゃん・・・。一つしかないかもしれない。一つしかなかったらそれはママにあげるから、2号はほかのでも我慢してくれる?ママは働いてるんだから。2号は働いてないでしょ?だからマリーちゃんはママにあげるから、それでいい?」と一生懸命に話している。2号も真剣な顔をしてうなずいている。
2号が納得したことを確認した1号は「ママには二つシールあげるね。働いてるから。2号は一つ。働いてないからね」と続ける。
いやー、あのー、そんなふうに言ってもらえるほどのたいした仕事はしていないんですが・・・と心の中で恐縮する私。
「ママ、シールはお財布に入れて会社に持っていって、お仕事の人に見せてね。ママが見せないほうがいいと思ったら、見せなくてもいいからね」
「うん、わかった」

で、こんなときに私はどうするか。もちろん、シールを会社に持っていく。隣の席の人はこども好きで、いつもうちのこどもたちの話をおもしろがって聞いてくれる。だから、その人に私は言う。
「昨日、うちのこども1号が『会社に持っていって、お仕事の人に見せてね。ママが見せないほうがいいと思ったら、見せなくてもいいからね』って、このシールくれたんですよ。で、私には働いてるからって二つくれたんだけど、2号には働いてないからって一つしかあげなかったの」
そしてシールを見せる。そうすると、隣の席の人は笑って、かわいいねーなんて言ってくれて、私もいい気分になれるし、職場の雰囲気も和む。

・・・と、こんなふうになるはずだった。でも、そうはならなかった。こども1号はパジャマを着たり、髪を乾かしたりしているうちに、またシールのことを忘れてしまって、私にも2号にもくれなかったから。
シールがほしかったわけではないけれど、職場で「うちのこ、かわいいでしょー(*^_^*)」っていうネタがなくなったのは、ちょっと残念。そういうわけなので、ブログのネタにしちゃいました。
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by roki204 | 2006-03-15 12:57 | こども1号