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こどもたちと一緒に種を蒔いて育てた大根、タクアンにするはずだったけれど切干大根に変更したところ、じいじが毎日外に出したり、中にしまったり、ちゃんと干しておいてくれたので、10日ほどで上手い具合にできあがった。
そして、夫のリクエストに応えて松前漬を作った。 ![]() あんまり食べたことがないので、出来上がりがこれでいいのかよくわからないのだが、けっこうおいしくできている。こどもたちは大喜びでパクパク食べていた。 ところが、肝心の夫に感想を聞くと、 「まあまあ」 「まあまあ」?三段階手作りの松前漬だっていうのに、「まあまあ」だと?(-゛-メ) ネットで探したレシピを見て作ったのだが、漬け汁が少ないのが夫の好みじゃなかったのだ。なので少し漬け汁を足したら、お気に召したらしい。時間がたって、だんだん味がしみ込んできたのもよかったみたい。 大根や人参を刻むのは大変だけど、切ってしまえばあとは混ぜて漬けるだけで、意外と簡単。何よりみんなが喜んでたくさん食べてくれるのが嬉しいので、また作ろうっと。 2月とは思えないほど暖かかった昨日は、ジャガイモを植えた。 おばあちゃんに聞くと、男爵はおいしいけど弱い、1種類ではなく2種類以上やったほうがいいとのことだったので、メークインとキタアカリを1キロずつにした。 種イモを包丁で切ったのはこども1号と2号。半分にと言ってもうまくいかず、大きさがバラバラだったけれど、まあ大丈夫だろう。 切り口には灰をつけた。雑菌が入って腐るのを防ぐのだそうだ。餅つきをしたときにもち米を蒸したかまどに残っているはずの灰をつけようと思ったら、ばあばが掃除をしてしまっていて少ししかなかったので、わらか何かをじいじが燃やして灰を作った。 30センチほどの間隔で種イモを並べていったのもこどもたち。3号も一緒にやっていた。 こどもたちも私もジャガイモ大好きなので、収穫が楽しみ♪ 揚げ物はおっかないし、油の処理が面倒なのでやらないのだけれど、このジャガイモができたらフライドポテトにも挑戦してみようかな。 ▲
by roki204
| 2009-02-16 01:02
| 畑
タクアン大根を収穫した。
![]() ご覧のとおり、小さい。かなり小さい。 でも、一つずつつまんで蒔くのも大変だった小さな種が、こんなに大きくなったと思うと感動してしまう。間引きや土寄せなど、少しは面倒をみたからなおさらだ。 畑に入るのは三が日を過ぎればいいのかなと思っていたら(夫もそう思っていた)、本当は七草が過ぎるまではいけないのだそうだ。でも、おばあちゃんもいいですよと言うばかりか、1本抜いてきてなますでも作ってみたらどうかと言うのでとってきたのだ。 ![]() けれども、残念ながら家族にはイマイチうけなかったので、ほとんど一人で食べてしまった。夫にも、「お母さん(私の母)が作ったものはおいしかったから、今度作り方を聞いてみなよ」なんて言われたし。 これだっておいしかったのに~。みんなで作った大根なのに~。まったく、もう。 で、これはちょっと味見のつもりでとってきただけであり、あとは最初の計画通りタクアンを漬けるつもりだった。ところがおばあちゃんによると、時期が遅いし、小さくて筋っぽいので、やるとしても浅漬け、それもやらないほうが無難だろうとのこと。 やっぱり種を蒔くのが遅かったか。残念。 でも、まあ、煮物とかにしたっていいじゃんと思って畑に行くと、ちょうどじいじがいた。じいじに、タクアンはやめることにしたけど、こんなにたくさん食べるのは大変だと言うと、 「じゃあ切干大根にすれば?」 おお!それはいい考え! ・・・・・・でも、どうやって? 「6本もあればいいっぺ」とじいじはちゃっちゃと大根を抜き、それを外で洗っていると、「そこじゃ大変でしょ」とばあばはちゃっちゃと小屋の中の台所にタワシとまな板と包丁を用意してくれ、「こうやってこのくらいの太さに切るんですよ」とおばあちゃんはちゃっちゃと刻んでみせてくれ、手取り足取り、至れり尽くせり。 おかげさまで、細切りになった大根たちは切干大根となるべく干されている・・・はず。平日は余裕がないので、見に行っていない。これまた、じいじかばあばが面倒みてくれているだろう。 そして、タクアンを食べたいとリクエストしていた夫は、「切干大根にするなら、松前漬けが食べたいなあ」とのんきに言っている。それも作り方を存じませんが・・・。 はたして、うまい具合に切干大根(と松前漬け)ができるかどうか、乞うご期待! ▲
by roki204
| 2009-01-07 00:18
| 畑
こどもたちと私で苗を植えたブロッコリー(つまり、苗を植える以外のことはすべてじいじがやって育ててくれたブロッコリー)ができた。
![]() 「自分で作ったものはおいしいですよ」というおばあちゃんの言葉どおり、格別の味だ(苗を植えた後は見守っていただけであっても)。 タクアン大根も、ここのところ週末になると用事があって出かけたり、風邪をひいて寝ていたりで、ほったらかしにしていたのだけれど、ずいぶんと大きくなった。じいじによると、あと10日か2週間くらいで収穫できるそうだ。 ![]() 畑がお気に入りの遊び場になっているこどもたちは、毎日のようにそれぞれ自転車、スクーター、三輪車で乗りつける(乗り物が置いてある車庫から畑までは30メートルくらいしかないにも関わらず)。巷で流行っている“食育”になるのではないかと思いきや、畑仕事をしているわけではなく、こんなことをしているだけ。 ![]() トマトを作っていない時期のハウスは、ジャングルジム兼うんてい兼鉄棒なのだ。 耕運機大好きな3号はこの状態。 ![]() ご飯を残そうとしているときに「ちゃんと食べないと大きくなれないよ」と言うと 「こーうんき、できない?」 と言って、せっせと食べたりするほど、耕運機に憧れているようだ。 夫はこれまであまり協力的ではなかったのだけれど、突然、生ゴミ堆肥を作るために必要な米ぬかを知り合いから分けてもらえるよう頼んでくれた。タクアンを食べるためには協力しなくては、と心を入れ替えたのだろうか。ネットで見る限りではうちの大根は時期がちょっと遅かったようだし、冬に大根を水洗いしなくちゃならないと思っただけで気持ちが萎えてきそうだけれど、みんなでおいしいタクアンを食べられるように頑張ろう。 ▲
by roki204
| 2008-12-23 01:39
| 畑
こども2号が風邪で保育園を休まなくてはならなかった今日、ばあば・じいじも用事があって出かけるので、私が仕事を休んだ。3号もついでに休ませ(ついでと思っていたら、後で熱が出てきたので休ませて正解)、1号は学校、夫は仕事。朝10時のお茶は、ひいおばあちゃんと2号と3号と私の4人で、となった。
話題はいつのまにか畑のことに。おばあちゃんはいろんなことを教えてくれた。あれをやるといい、これもおいしいですよ、堆肥も入れなきゃならないから裏にあるのは好きに使っていいですから・・・。庭の落ち葉を集めて堆肥を作るやり方もちょっとだけ教えてもらった。 おばあちゃん一番のおススメは、タクアン大根。自分で作った大根でタクアンを漬けると本当においしいんですよと言って、漬け方も教えてくれると言う。 それから、味噌。はじめ私は、大豆を煮てつぶして・・・ということかと思って聞いていたのだが、 「大豆から作るんですよ!」 と言うのでびっくり。そういえば、タクアン大根も二段階手作りだ。う~ん、おばあちゃん、それは初心者にはレベルが高そうですぜ。 それでもやってみたいと思えるのは、おばあちゃんが「百姓はいいですよ。できたときには本当に嬉しいもんですから。ぜひやってごらんなさい」と、ほんとに楽しそうに話すからだ。 おばあちゃんは、今は亡きおじいちゃんと何もわからないところから始めて、近所の人たちに教わりながら、畑仕事をやってきた。苦労も多かっただろうが、きっと楽しかったんだろう。だから私にも勧めてくれるのだろう。そう思うと、なんだか嬉しい。 ちなみに、おばあちゃんは夫には全然期待していない。「あの子はやらないでしょう」と。夫にそのことを話すと、まあそうだろうなと苦笑い。その後、ちょっと真剣な顔で 「タクアンは食べたいな。おばあちゃんにちゃんと教わって、タクアン大根作ってよ」 やっぱり自分では全然やる気がないのだった。 ▲
by roki204
| 2008-10-03 01:17
| 畑
家庭菜園以上、兼業農家未満、というくらい規模のうちの畑と田んぼ。今までは全然手伝っていなかったけれど、「いつかはやらなくちゃ」という気持ちが、だんだん「いつかはやりたいな」に変わってきていた。
今からさかのぼること数ヶ月、4月頃のことだったろうか。食事中の会話の中で、私は夫に向かって、じいじと同じようには無理かもしれないけれど、自分たちで食べる分くらいは野菜やお米を作りたいよねと言った。すると、1号に向かって言ったわけではないのに、ちゃんと聞いていて、ちゃんと覚えていた1号は、いつのまにかじいじに話していた。 「ママ、じいじにママが野菜作りたいんだってって言ったら、じいじが教えてやるって言ってたよ」 その頃、学校から帰ってくる1号を途中まで迎えに行き、2人で歩いて帰ってきたことがあった。1号はうちの畑のところまで来ると、「ママ、こっちから行くよ!」とさっさと入っていって近道。 ![]() 三月豆の脇をトコトコッと走りぬけ、水路を渡り、畑仕事中のじいじに「ただいま!」と挨拶。これがこの子の日常なんだな、畑仕事が特別なことでもなんでもなく、当たり前のこととしてこの子の一部になっているから、ママが野菜を作るのも当たり前のことと感じているのだろうなと、そのとき合点したのだった。 そして先週のこと。1号が「野菜を作りたい」と唐突に言い出した。実は、私もこのところやりたいことがほかにあってバタバタしていたのだが、それが一段落したので本を買ってちょっと勉強してみようかなと思っていたところだったので、ちょうどいいタイミングだった。 みんなに話すと、じいじはもちろんだけれど、ばあばたちもすごく嬉しそうだった。1号が「大きくなったらお医者さんになりたい」と言ったときくらいに喜んでくれて(今ではなりたいものはお花屋さんに変わっているけれど)、今の時期ならあれがいい、前の畑の一番いいところを1号ちゃん専用にするといい、ばあばが作った堆肥があるよ、などなど・・・。そして、最初にやるのはブロッコリーに決定。私も早速、初心者向けの野菜作りの本を買ってきた。 そして3連休。みんなで長靴を履いて畑に集合。「1号ちゃんたちはちゃんと栄養を取らないと大きくなれないでしょ。野菜も同じなんだよ」などというじいじの説明を聞きながら肥料を撒き、そこへじいじが種を蒔いて育てておいた苗を植えつけていく。植えた後は水をかけた。あれれ、苗がへたっちゃった。もう少し深く、しっかり植えないといけないんだな。ちょいちょいと直す。なんとかうまくできたようだった。 翌日は「ほうれん草をやるよー!」とじいじに誘われ、みんなで張り切ってまた畑へ。ほうれん草は種を蒔き、レタスとキャベツの苗も植えた。 ほうれん草の種はトゲトゲしていて不思議な形。そういえばほうれん草って葉っぱしか知らない。いったいどんな花が咲いてこんな種ができるんだろう? 種を蒔いた後にはわらをかぶせた。これで芽が出るの?と聞くと、雨が降ったときに種が流されないようにかぶせているもので、芽が出たら取るのだとじいじ。なるほど。 2号は1号ほどには興味がないみたい。肥料や種を蒔くのは好きだけれど(好きなのでやりすぎてしまって、じいじが「だめでしょー!」と悲鳴を上げていた)、苗を植えるのはあまりおもしろくないらしく、さっさと向こうへ行ってしまい、あとは1人でマキの実を集めておままごとをしていた。 3号は、オートバイだとちょっと音が聞こえただけでも怖がってしがみついてくるくせに、じいじの耕運機はわざわざ畑まで見に行くほど大好き。でも、作業の意味がまだわかっていないので、せっかく植えた苗を踏み潰し、蹴散らし、挙句の果てに「くちゃ取り」と勘違いして引っこ抜いてしまっていた。 1号はそれほどはしゃいでいるという感じはないのだけれど、じわーっとおもしろがっている様子。私が買った野菜作りの本も、最初に見せたときはふーんとあまり興味がなさそうにしていたのに、ふと気がつくと寝室に持ち込んでいて、「ちいさいモモちゃんシリーズ」とともに寝る前に読む本になっている。「ほら、トマトだよ」なんて、3号に読み聞かせまでしている。 というわけで、ついに畑デビューしてしまった。こうなると生ゴミ堆肥作りや、じいじが作っていないハーブやベリー類にも挑戦したくなってくる。でも、じいじが全部準備しておいてくれて、私たちはさわりの部分をやっただけ。まだまだわからないことだらけだ。 まあ、息切れしない程度にぼちぼちやっていこう。 ▲
by roki204
| 2008-09-17 00:34
| 畑
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