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アシダカグモの観察記録

このブログで何度か話題にしているアシダカグモ。個人的には「千葉県のクモ」に指定してもいいんじゃないかと思うほどおなじみのクモだが、今年の春から夏にかけてはあまり見かけなかった。ゴキ○○もあまり出てこなかったので、餌を食べつくしたので出て行ったということだろうかと思っていたら、夏の終わり頃からよく見かけるようになってきた(ありがたいことに見かけるようになったのはクモだけで、餌のほうは出てこない)。しかも、すっかり成長して、今まで見た中でも一番大きいんじゃないかと思うほどのサイズだ。
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靴のサイズは17センチ、床のタイルは14センチ角なので、比べてみればその大きさがわかるだろう。
この写真を撮ろうとしていたとき、はじめこのクモは壁を歩いていた。でも、それでは大きさを比べるものがない。なので私が傘などを使って追い回して床に下ろし、靴も一緒に写せるようにそばに置いたりして、バタバタやっていた。
すると、あんまりうるさくてうんざりしたらしい。おもむろに足を横にいっぱいに広げて、じっと動かなくなった。
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「秘技、壁のふり!」といったところだろうか。もう私が傘を振り回そうが、靴で床を叩こうが、まるっきり無視して微動だにしない。「フッフッフ、どうだ、どこに隠れたのかわからないだろう、手も足も出まい」と威張っているような雰囲気。
いや、でもね、その体勢になるのをずーっと一部始終見てたし、そこにいるのははっきりとわかるんですけど・・・。
こんな技も持っているんだと感心したけど、ちょっと抜けてる感じもしておかしい。

ところで、クモは脱皮をして大きくなっていくものなので、当然うちのクモたち(たぶん1匹じゃなくてもっといるだろうから「たち」としておく)も脱皮をしている。抜け殻もいくつか見つけたことがある。それが、不思議なことにトイレに落ちていることが多いのだ。クモ本体はトイレで見かけることはほとんどないのにも関わらずだ。
抜け殻は、こどもたちも私も最初に見たときはクモの死体かと思ったほど、きれいにクモの形のまま脱ぎ捨てられていた。トイレには脱皮をするのにいい条件がそろっているのだろうかという謎を解明するためにも、脱皮をするところも観察してみたいものだ。
by roki204 | 2008-10-09 23:05 | 千葉のあれこれ
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