去年の夏はトップブリーダーとして大活躍だった夫。前の年に買った鈴虫が産んだ卵を見事に孵らせ、友達に分けてあげるほどたくさん育てた。でも、今年は失敗。いくら待っても卵が孵らないので、結局、買ってくることになった。
オスメス2匹ずつが小さいケースに入っていて、リーンリーンといい声で鳴いている。夫の熱意がこどもたちにも通じたのか、帰りの車の中ではこども1号と2号がどちらがケースを持つかでケンカを始めてしまったほど、こどもたちも鈴虫に夢中みたい。 ケンカするなら持たせないよ、と私が膝に乗せていくことになったのだが、2人ともどうも気持ちがおさまらないらしく半べそ状態。なので、気分を盛り上げようというわけで、鈴虫に名前を付けてあげたらどうかと提案してみた。 早速、2号が 「じゃあ、女の子が『すずきちゃん』で、男の子は『すいくん』!」 ちなみに「すずきちゃん」のイントネーションは「鈴木さん」とは違い、下がり調子である。 そして1号も 「男の子が『なきみ』、女の子が『りんりん』!」 すると、それを聞いた2号、自分の鈴虫も「りんりん」にしたいと言い出した。当然、1号は嫌がる。 「だめだよ、同じ名前じゃどっちかわかんなくなっちゃうし、鈴虫だって呼ばれたときに困っちゃうよ」 同じ名前でなくても見分けがつかないのでわからないし、鈴虫はどんな名前で呼ばれても困りはしないだろうが。 そうこうしているうちに、「なきみ」くんは泣き虫みたいだからと「なおみ」くんに変更、女の子たちは「りんりん1号」、「りんりん2号」に決まりつつあったとき、夫が「ミッキーとミニーなんてどう?」と安易な提案。 「ああ、それがいいよ!ミッキーとミニーにする!」 と1号。またしても2号が、ずるい、自分のもミッキーとミニーがいいと言い出した。仕方がないので、ピーターパンとかティンカーベルとかでもいいんじゃないかと言ってみた。そして決定。 2号の鈴虫:ピーターパンとウェンディ 1号の鈴虫:ピーターとティンティン やっぱり名前を付けると愛着がわいてくるらしい。家に着くと、早速、大きなケースに移し、エサをやっていた。飽きずに続けてくれるといいのだが。 夫も相変わらずで、しょっちゅうケースを覗きこんでいるし、朝、目を覚ますとすぐにエサをやっていた。そんなヒマがあるならこどもたちにエサをやってほしいのだが。 そして、そんな状況にはおかまいなく、今日も鈴虫は涼しい顔して、りーんりーんといい声で鳴いている。
by roki204
| 2008-07-22 20:18
| 家族
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