こないだ、義母が体調を崩して寝込んでいたときのこと。こどもたちが、なんで目が回っちゃったんだろうと話していた。
「『どんと晴れ』見てたからじゃないの?」 と2号。 「違うよ。年寄りだからじゃないの?」 と1号。 いや、どっちも違いますが・・・。 いつもどおり、天然ボケの不思議ちゃん2号とクールな現実主義者1号である。 不思議ちゃん2号は現実離れした思考回路を持っているだけに、メルヘンの世界もすんなり受け入れられるようだ。 「雷って太鼓なんだって。太鼓をドンドンって叩いてるんだって」 誰に聞いたのか知らないが、大発見をしたかのように教えてくれた。 すると1号は 「違うよ、それは昔のことだよ」 現実主義者と言っても1号もまだ6歳、メルヘン完全否定というわけでもないのがかわいらしい。 そんな2人が七夕の短冊に書いた願いごとは、1号が 「キュアドリームになりたいです」 現実主義は鳴りをひそめて、かわいらしいことを書いている。ちなみにキュアドリームというのは、女の子に人気のアニメ「プリキュア」の主人公。去年は「プリキュアになりたいよ」と書いているので、ほとんど進歩がないのだけれど、「よ」が「です」に変わったあたり、進歩と言えば進歩か。一方、2号は 「おじいちゃんとおばあちゃん(私の両親)のおうちに行きたい」 と、ものすごく現実的。しかもその理由は、両親が泣いて喜ぶようなものではなく、誕生日プレゼントをもらいたいからとか、パソコンでしまじろうのHPのゲームをやりたいからとかだったりする。いつもの現実主義者とロマンチストが入れ替わってしまったようでおもしろい。そういう願いごとならママが叶えてあげられるんだから、もっとほかのことを書けばと言ったのだけれど、2号にはまだよくわからなかったようだ。 保育園でほかの子どもたちが書いた短冊を見てみたら、「看護婦さんになりたい」、「空手が強くなりたい」などというものもあれば、「沖縄に旅行に行くので、ケガがないように」というかなり現実的なものもあったし、1号と同じような「アリエルになりたい」などというものもあった。 入園したばかりの3号にも、先生はきれいに飾りをつけた笹と短冊を用意しておいてくれた。でも3号の願いごとってなんだろうって考えても、現実的なこと(おっぱいほしいとか抱っこしてとか)しか思いつかなかったし、親であっても勝手に願いごとを書いてしまうのはいかがなものかと思い、書かずじまい。願いごとってどういうことなのかわかるようになったとき、3号はどんなことを願うのか、そのときを楽しみに待っていよう。
by roki204
| 2007-07-08 00:37
| こどもたち
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