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ピーナッツバター

ついに作りました、ピーナッツバター!
私がお茶の時間のたびに落花生をポリポリ食べながら「ピーナッツバター作ってみたいねー、おいしそうだよねー」と言っていたものだから、こどもたちも作りたいと騒ぎ出し、それならすりこ木でやってみるか!となったのだ。作ってみて美味しかったら、やっぱりフードプロセッサーを買おう、美味しくなかったら買わなくていいやってことになるかもしれないし、それを考えるためにも手で作ってみないとね。
まずはどのくらいの手間がかかるのか、どの部分はこどもたちも一緒にできるのかを確認するために私が一人で挑戦。薄皮をむいた落花生を包丁で刻んでみると、思っていたより軟らかく、簡単に刻める。そしてすり鉢へ入れて、すりこ木でゴリゴリゴリゴリ・・・。こちらも量が少なかったせいか、意外とすぐにしっとりねっとりしてきた。そこへバターとメープルシロップを投入。
完成!・・・と言いたいところだったけれど、いまいちボテボテしていてねっとり感が足りないようだ。そういえば、こどもたちが好きなのは「ピーナッツホイップ」というものだったっけ。ホイップって言うからには生クリームが入っているのかな? 生クリームはないから、牛乳をちょっと入れてみるか。ところがこれがまずかった。混ぜてるうちに油が分離して、もっと硬くなってしまった。どうしよう?!と思いつつ、少しずつ混ぜていったらなんとか混ざったので大丈夫だったのだけれど、成功とは言い難い。それでも味は悪くなく、こどもたちも「おいしい!」と喜んでいたし、夫も「悪くない」と言っていた。もっとも夫は人が作ったものにケチをつけることはないので、「悪くない」と言うときには、上は「まあまあ」から下は「『嫌いで食べられない』のちょっと手前」まで幅があるのだけれど。

とにかく、リハーサルは済んだし、こどもたちも作りたがっていたので、2回目は一緒に作ることにした。落花生はビニール袋へ入れて、こどもたちにすりこ木で叩かせて砕いた。そしてすり鉢へ。これはコツがわからないと力が入りすぎたり、うまくできなかったりするので、こどもたちには難しかったようだ。「おもしろいけど疲れたから、後はママがやって」
そこで私がゴリゴリゴリゴリ・・・。ピーナッツバターらしくなってきてもすぐにはやめず、さらにスリスリスリスリ・・・。すると、もっとねっとりしてきた。やっぱり1回目でねっとり感が足りなかったのはすりつぶし方が甘かったのだ。
「ほら、美味しそうになってきたよ」と私が言うと、こどもたちも喜んで、また一緒にスリスリ。そうして完成したピーナッツバターは、まだ改良の余地があるとは言え、1回目のものよりもっと美味しくできた。
そのピーナッツバターを、こどもたちと手作りしたパンにつけて食べたら、もちろん美味しかったのだけれど、美味しいかどうかということを抜きにしても、嬉しくて幸せな気持ちになれた。よし、もっと研究して、もっと美味しいのをまた作ろう!

というところまではよかったんだけど・・・。
フードプロセッサーを使うとどうなんだろう? 簡単にできるのは間違いないけれど、味はどうだろうか。もっとなめらかにできるんだろうか。美味しくできるとしても、ピーナッツバターのためだけだったら数千円出して買うっていうのもなんだし、こどもたちと一緒に作る楽しみもなくなっちゃうよなあ。でも今は育児休業中だからできるけど、仕事に復帰したら作ってる時間もないしなあ。
そういうわけで、結局、フードプロセッサーを買うかどうかはいまだ決められず。何やってんだか。
by roki204 | 2007-02-07 12:05 | ひとりごと
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