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お宮参り

こども3号のお宮参りに行った。
まずは家の裏にある氏神様へお参り。それから神社へ。神社はこの集落の中にある。行く人数は奇数でなければいけないそうだ。そして社の周りを7周歩く。1号、2号のときは本人と義母、私の3人で行って、夫は待っていたけれど、今回は夫と2号も一緒に5人で周った。集落で役割が決まっているらしく、数人が来てくれていて、御神酒を飲んだりした。お参りがすんで帰るときには違う道を通らなければいけないことになっているそうだ。それから、2号、3号はやらなかったけれど、1号のときは「寄り孫」ということもしている。お参りが終わったら、そのまま家に帰るのではなく、ある家に寄って行くのだ。この家も集落で役割が決まっているらしい。大きな神社に行く人もいるのだろうけれど、うちみたいなやり方だと集落全体で子どもの誕生を喜び、健やかな成長を願っているという気がして嬉しい。
さて、ここまで書くのに「・・・らしい」とか「・・・そうだ」とかばかりになってしまったのは、こういうことになると夫も私もいい加減なので、全部義母たちにまかせっきりだからだ。人数は奇数にすることとか、社を周ることとか、寄り孫をすることとか、全部に理由や意味があるんだろうけれど、全然わからない。私はクリスチャンなので神社でやるお宮参りのことはよくわからないという言い訳も通用するんじゃないかと思っているのだけれど、夫がよくわかっていないというのは問題があるようなないような・・・。ともかく、ばあばたちのおかげでお宮参りは滞りなく終わった。

お宮参りの記念に写真も撮った。写真屋で順番を待っている間に3号は眠ってしまったけれど、さあ撮りましょうというときになったら、ぱっちりと目を開けた。そして不機嫌になることもなく、いい写真が撮れた。さすが3号、やっぱりコイツはただ者じゃない。
家族写真と3号1人の写真だけのつもりが、きょうだい3人の写真も撮りましょうと勧められた。パソコンの画面で撮った写真を見てその中から選べますから、気に入らなければ注文しなければいいですから、撮るだけなら無料です、と写真屋さん。普通ならば、はじめは撮るつもりがなくても、かわいい我が子の写真なら見たらほしくなってしまい、つい注文してしまうというのが親心なのだろう。それを狙って商売しているのだろう。私も注文しちゃおうかなと思いかけていた。ところがパソコンで見てみたら、あんまりにもヒドイので注文はしなかった。1号は緊張して撮るのを嫌がり、ムスッとした表情。2号は、3号の顔が隠れてしまうほどベタッと手を当てて、楽しそうではあるけれどやっぱり変な表情をしている。3号は2号に触られてちょっとうるさそうにしながらも、わりと平然としている。かなりの親バカな私が見ても、数千円払って大きく引き伸ばしてもらうような価値のあるかわいい写真とは思えなかった。3人の個性がよく表れていて、おもしろい写真ではあったんだけどね。
by roki204 | 2006-10-26 13:32 | こどもたち
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