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こども3号の発表会

毎年恒例の保育園の発表会があった。発表会は、1、2歳児は午前、3~5歳児は午後と分かれているけど、うちは、ここ5年は3人のうち2人が参加していたので午前も午後も出番があり、1日あたふたと大騒ぎだった。それが今年は3歳児クラスの3号だけなので、午後のみ。なんとなくもの足りないような気もしてしいたのだけれど、これまでとは趣向を変えたそうで、思ってたよりも3号が出演するものが多くあった(ほとんどチョイ役だけど)。

まずは劇「浦島太郎」。サカナ役だと聞いていたので、鯛や平目として舞い踊るのかと思いきや、鯛や平目とは別のその他大勢の役。鯛や平目だって十分その他大勢的役なのに、それよりもっとその他大勢(笑)。ちょこっとだけ出てきて、ヒラヒラ~っと踊ったかと思ったら、あっという間に引っ込んでしまった。うちで「踊って見せて」と言ったときにちょっとやって見せてくれたんだけど、一部だけかと思ったら、それが全部だったとは。

男の子たちでやるダンスは「ドラゴンボール」。これは気に入っていたようで、♪ドッカン、ドッカンと楽しそうにジャンプしながら踊っていた。このダンスは途中で側転をしたり、蹴りの練習をする「修行」の場面があったのだけれど、3号は側転をやることになっていたので、それも楽しみにしていたら、1回目は本当にすごくきれいにできていて我が子ながらほれぼれするほどだった。2回目はいまいちだったけどね。
実は、発表会の直前、3号のクラスメイトのお母さんに、3号は体操か何か習っているのかと聞かれていた。そのクラスメイトのTくん、お母さんに「3号くんは側転がすごく上手で一番うまいから、3号くんの側転を見ててね!」と言ったのだそうだ。そんなふうに言ってくれて嬉しいし、友達のいいところを見つけてお母さんに伝えられるTくんは、素直でいい子なんだなと感心してしまった。
実際は何も習っていなくて、ただうちで1号や2号がやるのを見て真似してやっていただけなんだけど、私としてはこれまでの経験から、側転ができると発表会のダンスでいいポジションにつけてもらえそうと思っていたのでどんどんやらせていた、というわけ。ま、今回はそんなにいいポジションというのでもなかったけど、来年、再来年はいけるかも。

英会話では、手遊び歌を歌っていた。1番はone little finger、2番はtwo little fingersという具合になっている歌で、聞いていたら突然1号が
「これ、3号がいつも『♪キュウリとインゲン、キュウリとインゲン』って歌ってる歌だ」
おお!言われてみれば! 野菜の歌だとばかり思っていたけど、英語の歌の空耳だったのか。英会話なんて保育園でやったってどうにもならないんじゃないかと思っていたけど、やっぱりそんなもんだよね。

最後は合奏。何の楽器をやるのか聞いたら、木琴→カスタネット→鈴→トライアングルと、日が経つごとに変わっていったので、上手にできないから帰られてるのかな~と思っていたら、どうもそのとおりだったよう。同じくトライアングルパートの隣の女の子に「ちゃんとやりなよ」って感じでつついたりしているわりには、自分も出番のときに出遅れたりしている。ほかのパートがやっているときには、叩く棒をクルクル~と回して遊んでいて、また自分の出番に出遅れたりしている。楽しそうではあったけど、何やってんだか。

そういうわけで、無事終了。好きなものは楽しそうに、あんまり好きじゃないものはそこそこにやっていて、「上手だったね、楽しかった?」と聞いても「普通」などと答えていた3号は、恥ずかしがりつつも真面目に一生懸命やっていた1号とも、何でもにこにこ楽しそうに飛び跳ねながらやっていた2号とも違っていて、三者三様で面白いなと改めて思った。
でも、1号と3号の共通点も一つ発見。ダンスで回ったりするときの、軽やかではないけれど、重たくもない、不思議なひょわんひょわんしたステップがそっくりだったのだ。後で聞いたら、夫もそう思っていたそう。やっぱりきょうだいだねなんてことも思ったりした楽しい発表会だった。
by roki204 | 2011-03-07 23:36 | こども3号
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