カバンの中の名札

朝、「名札がない」とこども2号が言いだした。
夫が昨日、学校へ行くときに忘れないようにランドセルにしまっておくように2号に言って、2号はしまったというのだが、その名札が見つからないと言うのだ。ランドセルにしまったんじゃないなら、どこにしまったのかと聞いても、しまったことは覚えていてもどこだかは覚えていないと2号。なんでそんなことも忘れちゃうのかと不思議なのだが、忘れんぼちゃんでおとぼけちゃんの2号だからとしか言いようがない。
今日はどんぐりを拾いに校外へ出るから絶対に名札がなくちゃいけないというので、しかたなく家族全員で探したのだが、なかなか見つからない。もうあきらめかけた頃、「あったよ」と1号。「こういうとき、いつもうちが見つけるよね」。ほんと、頼りにしてるよ、1号。
で、どこにあったかと言うと、それがなぜかダンスのレッスンに行くときに使っているカバンの中。そんなところまで探した1号ってほんとにすごいと感心すると同時に、なんでそんなところに入っていたのかというのが不思議でしょうがない。当の2号は「ばあばが部屋を片付けてくれたときに入れたんだよ」とのんきなことを言っているが、そんなことあるわけないでしょ。

そして、その夜。仕事から帰ってきた夫が、家に入ってくるなり、
「2号ちゃん、昨日、お父さんが『名札をカバンにしまいなさい』って言ったから、カバンにしまったの?ダンスのカバンに?」
しばらく考えて、そういえばそうだったっけというように「うん」と2号はうなずいた。
夫はもちろん、「ランドセル」という意味で「カバン」と言ったのだが、2号には通じなかったのだ。「でも、普通は名札なんだから学校へ持っていくカバンのことだってわかるでしょ」と1号は言うが、それがわからないのが2号なのだ。そして、ダンスのレッスンでは絶対に使うことはない名札をダンス用のカバンに入れることに何の疑問も持たないのも不思議なのだが、だってそれが2号だから、としか言いようがない。
かくして、なぜ名札がダンス用のカバンに入っていたのかという謎は解けたけれど、2号の思考回路がどうなっているのかというのは、たぶんこれからもずっと謎のままだろう。
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by roki204 | 2010-11-24 23:26 | こども2号
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