リムスキー・コルサコフのいもむしの歌

オーケストラをやっている人たちの間では、いつ誰が考えたのかわからないが、クラシックの曲に適当な歌詞をつけたものが語り継がれている。演奏中に思い出し笑いしちゃったら吹けなくなっちゃうから困るなあというようなものもあれば、難しいところに歌詞をつけることでやりやすくしている場合もある。クラシック好きの夫(聴くの専門)はそういうのが嫌いなので、私もオケをやめてからは話題にすることはなかったのだけれど。

こどもたちが通う保育園では、3月の発表会に向けて練習が始まった。
こども2号は年長なので、今年はアンサンブルがある。これまではクラシックの中でもわりとよく耳にする「威風堂々」などをやっていたのが、1号が年長だった2年前にやった曲はテレビドラマのテーマ曲で、去年はトトロ。なので、今年もクラシックではないのかなーなんて思いながら、2号に何の曲をやるのか聞いてみた。すると2号は、こういうのだよって歌ってくれた。
♪ いもむし いもむし いもむし きみどり
  いもむし いもむし いもむし きみどり
  さなぎになったら 小さくなった さなぎになったら 小さくなった
  ちょうちょになるには ちょうちょになるには
  ちょうちょになるには まだまだ早い

のどかでかわいらしい、おもしろい歌だけど、聞いたことのない曲。『はらぺこあおむむし』のような絵本か何かを題材にした歌なのかな?いずれにしろ、今年もクラシックではないのね。
・・・と、思っていたのだけれど、歌っていたのとは別の部分をピアノで練習しているのを聞いていたら、どう考えても「シェエラザード」にしか聞こえない。そこで、CDを2号に聴かせてみたら、にっこりして「♪ いもむし いもむし・・・」と歌いだした。
この部分、オケの人たちとは「酔っ払った 酔っ払った 酔っ払った げろげろ」と歌っていたのだけれど、2号がCDに合わせて歌うのを聴いてみると、「いもむし」がなんともぴったり合っているのだ。はじめに聴いたときのような「のどかでかわいらしい」というようなものではなく、いもむしも必死で、厳しい環境のなかで生き抜こうとしている緊迫感が感じられる壮大なドラマのように聴こえるけれど。
2号に、これはママの大好きな曲だよと言ったら、嬉しそうにしていた。アンサンブルをやるのがますます楽しくなったようで、毎日ピアノで練習している。私も発表会がますます楽しみになってきた。
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by roki204 | 2010-01-27 21:10 | こども2号
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