「ママ、小さい頃、いたずらしてた?」
この頃のこども3号、こういう質問が多い。うん、してたよ、と答えると、
「お父さんの携帯電話もいたずらしてた?」
ううん、ママが小さい頃は携帯電話はなかったし、お父さんとは一緒に暮らしてなくて、おじいちゃんとおばあちゃんとママのお姉ちゃんと4人で、東京で暮らしてたんだよ。
「えー、3号と暮らして!」
と、わけのわからないことを言って、抱きついて甘えたりもする。
またあるときは、
「ママは、赤ちゃんのとき、転んだ?」
さあ、覚えてないけど、転んだんじゃないかな。
「お父さんは、赤ちゃんのとき、転んだ?」
赤ちゃんの頃のお父さんのことは、ママは知らないんだよ。ばあばに聞いてごらん。
で、3号は、赤ちゃんのとき、転んだの?
「わかんない」
そんな他愛もない会話をしながら、3号が想像する“ママの小さい頃”はどんななのか、見てみたいなと思う。