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イセエビ

こどもたちはソーセージのことを「エビ」という。なぜかはわからないけれど、こども1号が小さい頃からそう言っていたので、わたしたちも言うようになり、当然2号も。1号も2号も、その「エビ」も本物のエビも大好き。

エビと言えば、最近はめったに食べる機会がないけれど、鴨川にいた頃は会社の人たちと宴会をやると、たいていイセエビが出てきた。夜は、触角がピクピク動いているような頭の部分も一緒にお皿に乗せられているお刺身で、翌朝の食事では、その頭が入っているお味噌汁。どちらもとてもおいしかった。
あんまり知られていないことかもしれないけれど、イセエビの漁獲量は県別で言うと千葉県と和歌山県で一位を競い合っている。漁港では、千葉県の大原漁港が日本一だ。前に勝浦漁協の人と話をしたときは、エビ、エビと言っていたので、エビフライとかエビチリにするようなエビを想像していたのだけれど、よくよく聞いたらイセエビのことだった。勝浦漁港もトップクラスの漁獲量だそうだ。
だから、「千葉県と言えばイセエビ」というイメージがあったっていいと思うのだけれど、どうも「千葉県と言えば落花生」というイメージの人が多いみたいだ。落花生もおいしいけれど、華やかさっていうものがない。千葉県にイセエビというイメージがないのは、やっぱり「伊勢」エビという名前のせいではないだろうか?と思って、ウィキペディアで調べてみたら、伊勢で獲れるからという説のほかに、「磯エビ」が「イセエビ」になったとか、「威勢がいい」からきているという説もあった。でも「伊勢」エビだって思っている人が多いんだろうなあ。私もそうだったし。
ならば、ズワイガニに越前ガニとか松葉ガニとか別名があるみたいに、イセエビにも「房総エビ」とか「房州エビ」とかいう別名をつけたらどうだろう?
・・・やっぱり「伊勢エビ」ほどの華やかさはないかな(笑)
by roki204 | 2006-03-05 10:58 | 千葉のあれこれ
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