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甲状腺腫大の疑い(もう晴れた)

小学校の内科健診を受けて「甲状腺腫大の疑い」という結果をこども1号が持って帰ってきたのは、1ヶ月ほど前のことだった。
「甲状腺腫大」と言われても、甲状腺が大きいと言っているようだということがなんとなくわかるだけで、それがなんなのかはさっぱりわからない。首の辺りがちょっともたついているような感じはしていたけれど、ちょっと太めちゃんの1号なので、お肉がついているのかなくらいにしか思っていなかった。これを読んでくれている人たちに余計な心配をかけないために先に言っておくと、まあ、結果的にはほぼそういうことだったのだけれど(笑)
で、甲状腺腫大。甲状腺が大きくなるというのは、甲状腺の機能に問題がある病気の場合もあるけれど、機能には問題はなく、ただ大きくなるというのも思春期の女性には時々あるそうだ。まずはかかりつけの病院へ行き、こども病院への紹介状を書いてくれたので、そちらへ行って診てもらうことになった。
こども病院では、事前に持ってくるようにと言われていた母子手帳もチェックし、生まれてからこれまでの成長の様子を確認した。それから問診。おっとりとして優しい雰囲気の先生が、丁寧に説明をしてくれる。いろいろ話をしたところ、気になる症状は何もないので、甲状腺の機能には異常がないようだとのことだった。それから、超音波で甲状腺を見て大きさを測ってもらったら、標準的なサイズだった。首がもたついて見えるのは、脂肪や筋肉(1号は首の筋肉がけっこう発達しているらしい)のせいだそうだ。念のため、血液検査もすることになり、2週間後に結果を聞きに行くと、またしても丁寧に、図も書きながら、甲状腺刺激ホルモンや甲状腺ホルモン、その仕組みなどについて説明してくれた。あんまり丁寧だったので、異常があったのかな?と思ってしまったほど(笑)。結果として、何も異常はなく、学校の内科健診があるので経過観察のための通院も必要ないだろうということになった。めでたしめでたし。
ここで驚いたのは、私への説明が終わった後、先生は1号のほうへ向き直って、1号に向かって話しかけたこと。
「今、難しい話をいっぱいしちゃったけど、わかったかな。超音波で見せてもらったり、血を採らせてもらって調べたりしたら、どこも悪いところはなかったの。だから、薬を飲んだりする必要ももちろんないし、運動もしてもいいし、何ともないから大丈夫ってこと。でも、もしかしたら、また学校で健康診断をしたときに、病院で診てもらったほうがいいですよって言われちゃうかもしれない。言われないかもしれないけど、もし言われたら、そのときは、またお会いしましょう。」
最後に一言声をかけるなどというものではなく、1号にわかるようにちゃんと説明してくれたのだ。子どもだからと軽くあしらったりしなかったことが1号も嬉しかったようで、恥ずかしそうにうつむき加減でいたけれど、ちゃんと話を聞いて頷いていた。(「はい」ってちゃんと言ってほしかったのに!)
1号は“病院に行くのは面倒だけど、学校を早退してママと2人で出かけて、お昼御飯もファミレスで食べられるからいいこともあるな”くらいにしか思っていなかったようだけど、これで不安な気持ちもすっかりなくなり、元気いっぱい。なんともなくてほんとによかった。こども病院はまた行ってもいいかなと思うくらいいい病院だったけど、なるべく病院のお世話にならずに過ごせるといいね。
# by roki204 | 2010-07-07 00:14 | こども1号

チャタテムシ

うちの庭にはネムノキが植えてある。こども2号の1歳の誕生日プレゼントとして、私の両親から贈られたものだ。誕生日の頃に花が咲くものがいいということでネムノキを選んだ。(1号の木はハナカイドウ。3号の木は・・・何にしようかと言っている間にタイミングを逃して植えていない。ごめんね、3号。)

そのネムノキをふと見たら、枝の一部が黒ずんでいた。病気にでもなったのだろうか、なんとなく毛羽立っているようにも見えるのでカビかもしれない、と思いながら近寄ってみると、なんと、小さな虫の群れだった。
3ミリくらいの大きさのなんだかよくわからない虫。普通の虫っぽい形はしているけれど、なんとなく幼虫なのかなという気はする。毛羽立って見えたのはやけに長い触角のせいで、近くで見たときには足が8本あるようにも見え、クモかと思ったくらいだ。
後で図鑑で調べたところ、チャタテムシの仲間の幼虫らしい。大きさからしてスジチャタテだろうか。地衣類などを食べ、幼虫のときには木の幹に集団でいて、成虫になると解散するそう。
虫がいっぱいいて気持ち悪いよと教えてあげたら、見に来た1号が面白がって砂をかけた。すると、いっせいに逃げ出した。それが面白いことに、あちこちに散らばるのではなく、みんなで同じ方向に列を組んで走っていくのだ。枝を伝わり、ザワザワーッと進んで行き、二股のところでは二つに分かれかけたけれど、一方が戻ってまた一つの列になり、今度は先頭集団が行き過ぎたと思ったのか引き返してきて、そこで意見がまとまったのか移動をやめて、また元のような楕円形の群れになって落ち着いた。
まるで一つの生き物みたいに見える動き。きっと、こうやって集団で行動することで敵から身を守っているのだろう。すごい仕組みだ。
・・・・・・と、感心したのもつかの間、1匹の黒いアリがやってきて、迷うことなくチャタテムシの集団の中に突っ込んで行き、難なく1匹捕まえて連れ去ってしまった。あっという間の出来事。集団でいることの効果って、ちゃんとあるのか?

そんな具合にじっくり観察していたら、ネムノキの花が咲き始めていることに気がついた。もう少しで2号の誕生日だね。
# by roki204 | 2010-06-23 20:33 | ひとりごと

変な虫

夕食を食べていたとき、どこからか虫が入ってきてこども1号のほうに飛んできた。

「キャーッ!!変な虫!!」

とすごい悲鳴。少し前まで虫なんて全然平気だったのに、このごろ“変な虫”は嫌いだそうで、キャーキャー言って嫌がることがある。あんまり嫌がっているので、まさかゴ・・・?と、私もびくびくしながら何かと聞いたら、

「クワガタみたいな虫」

夫が見てみたら、まさにクワガタ。クワガタなんて怖くないじゃん。というか、好きだっていう子も多いのに。現に、2号と3号は「クワガタ見せて!」って喜んでたし。
そんな1号も、私の大嫌いなガガンボは怖がらず、ちゃんと退治して片付けてくれる頼もしいところもあるんだけどね。
# by roki204 | 2010-06-17 23:58 | こども1号

ガンダムのカンジ

父親の影響でガンダム好きなこども3号が「ガンダム好き、悪い人でも好き」などと言っていたら、隣で聞いていた2号が言った。

「ガンダムのカンジって、偉いってことじゃないよね」

突然だったので、つい、うんと頷いてしまったら、2号はやっぱりねというような顔をしていたので聞きそびれてしまったのだけれど、「カンジ」とは「漢字」だったのだろうか、「感じ」だったのだろうか。まあ、それがわかったところで意味不明であることには変わりないのだが。
# by roki204 | 2010-06-15 02:15 | こども2号

ピーター・パン

お風呂に入ったとき、こども3号がぼやいていた。

「大人になりたくないなあ。自分で頭洗わなくちゃならないし…。体も洗わなくちゃならないし…。野菜も食べなくちゃならないし…」

1号は「ピーター・パンと同じ!」と喜んでいたけど、こどもだって野菜は食べなくちゃいけません。でも、ニンジンもキュウリも大好きでパクパク食べてるのに、何言ってるんだか。

今日は、私が仕事に行こうとしていたら、3号が「食べていいよ」とお菓子をカバンに入れてくれた。残念ながら食べられずに持って帰ってきてしまったので、時間がなくて食べられなかったよと3号に言うと、

「なんで? ずっと踊っていたかったから?」

……ママの仕事を何だと思っているんだろう?

3号、ずっと踊っていたりはできないし、自分で頭や体を洗わなくちゃならないけど、大人もそう捨てたもんではないよ。
# by roki204 | 2010-06-08 22:58 | こども3号