今日は保育園の参観日。3・4・5歳児クラスしか参観できないので、こども1号だけ。去年は1号を見ていたときに2号に見つかって泣かれてしまったので、今年は見つからないように気をつけていた。そして、びっくりさせようと思ってこどもたちにはナイショにしておいたのだけれど、私の両親も観に来た。活動が始まる直前に現れた両親を見て、1号はびっくり。会えて嬉しそうだけれど、それでなくても緊張していたのに、さらに緊張してしまったようで、先生が手をつないで連れて行ってくれるまで私のそばから離れられなかった。
はじめは先生のピアノに合わせて歌を3曲ほど歌い、その後、先生が話し始めた。 「今日は、みんながいつもどんなことをやっているのかを観るために、お父さんやお母さんが観に来ています」 子どもたちの反応は様々だ。1号のように緊張している子、自分の親が来ていなくて寂しくなってしまい泣いてしまう子、はしゃいでいる子、好奇心いっぱいの顔で私たちを見ている子、人懐っこく笑いかける子・・・。観ている人たちがいるんだからきちんとしなくちゃと思ったらしく、先生が子どもたちに問いかけ、みんながいっせいにしゃべり始めたとき、「静かにしなくちゃだめだよ!」と言ったしっかり者もいた。先生がにっこりして「いつもどおりでいいんだよ」と言うと、その子も安心したようだった。 先生が子どもたちに聞く。 「先生もちょっと緊張しているけれど、みんなも緊張しているかな?緊張している人」 「はーい!」と3分の1くらいの子が元気よく手を挙げる。私が見る限り、手を挙げている子は緊張している様子ではない。本当に緊張している子たちは手を挙げることもできない。1号も手を挙げていない。後で「なんで手を挙げなかったの?」と聞いたら、「緊張してたんだもん」だって。やっぱり! こんな状態が「いつもの様子」であるわけがないのだけれど、それはそれでおもしろい。 子どもたちは、ちょっとふざけてもいいときと、きちんと静かにして先生の話を聞かなくてはいけないときがあるのをわかっていたし、先生が年下の子の面倒をみるようにと促すと、折り紙のやり方を教えるなど、みんなちゃんとやってあげていた。そういう様子や先生との受け答えを見ていると、この年齢でこんなことまでできるのかという発見もあった。また、子どもたちが危ないことをしないように、楽しく過ごせるようにと絶えず気を配りながら、にこにこと穏やかに子どもたちに接する先生たちを見て、感心するとともに、見習いたいと思った。 はじめのうちはにこりともしないで黙々と折り紙を折り続けていた1号は、だんだん落ち着いてきて、しばらくすると私たちのほうを見てにこっとしながら手を振ったりもしていたので、私もほっとした。担任の2人の先生のことは大好きだし、友達の話もよく聞かせてくれるので、普段はもっとリラックスして楽しんでいるのだろう。 参観は今週いっぱいできる。1号は、私の両親が観ていると恥ずかしいけれど、ママとお父さんならいいよと言っていたので、今度は夫と一緒に行くつもりだ。「いいよ」と言いつつも1号は緊張してかたまっちゃうだろうけどね。
by roki204
| 2006-06-13 02:22
| こどもたち
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