じょうぼ

うちには「じょうぼ」がある。
この「じょうぼ」という言葉、ここへ来てから初めて聞いた。東京の、私が住んでいたマンションが建ち並んでいるあたりにはじょうぼがある家はなかったので、聞いたことがなかったのかとも思ったけれど、国語辞典でひいても「じょうぼ」は「丈母」しか載っていなくて、意味は「妻の母」となっているから、方言なのだろうと思う。
でも、夫もそうだけれど、このあたりの人は普通に使っているので、方言だと思わずに使っている人も多いのかもしれない。
で、じょうぼって何かというと、公道から家の敷地内へ入っていって、家の玄関や車庫へ続いている道のこと。結婚前に、初めてこの家に来たとき(と言っても、私たちの家である離れは当時はもちろんまだなかった)、薄暗くなっていて周りがよく見えなかったせいもあるけれど、「こんな細い道に入っていくの?!」と驚いたら、「ここ、もううちの敷地だよ」と言われたので、もっと驚いた。それがじょうぼだったのだ。
当たり前だけど、じょうぼはうちに出入りする人しか通らない。だから、こどもたちが自転車や三輪車で遊ぶときに、車の心配をしなくていいのでいい場所だ。家に向かって少し下り坂になっているので、こども1号は自転車に乗っている今も、三輪車に乗っていた頃も、スピードが出るのを楽しんでいた。こども2号は・・・いまだに三輪車も自分ではこげず、押してやらなければならないから、下り坂でも上り坂でも関係ないみたい。
標準語では「じょうぼ」ってなんて言うんだろう?と考えてみて、ふと思い出した。高校のときだったか大学のときだったか、英語でdrivewayという言葉が出てきて、辞書でひいて説明を読んでも、それがどういうものなのか理解できなくて気分がすっきりしなかったんだけど、ひょっとして・・・。小学館プログレッシブ英和中辞典で調べてみると、「《米》(通りから建物・車庫へ通ずる)私有車道」とある。drivewayってじょうぼのことだったんだ! あ~すっきりした!
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by roki204 | 2006-03-30 22:47 | 千葉のあれこれ
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